寿命を迎えた天窓は交換が必要!撤去し塞ぐことも可能です
更新日 : 2025年04月07日
更新日 : 2025年04月07日
天窓(トップライト)を設置することで、日光を多く取り込むことができたり、開放感があったりと、嬉しいメリットがたくさんありますよね。
しかし、天窓を設置をしたからには、もちろん定期的にメンテナンスを行わなければなりません。
天窓は、当然ご自身ではメンテナンスがほぼできない場所に存在するので、「天窓に何か不具合が生じてから劣化状態に気づいた」なんて方も多くいらっしゃるかと思います。
また、寿命を迎えた天窓は、雨漏りのリスクが高くなるため交換が必要、または撤去し塞ぐことが可能です。
この記事では、天窓のメリットやデメリット、また天窓交換の必要性や撤去についてお話してまいります。
天窓のメリットとデメリット
まず、天窓のメリットとデメリットをご紹介いたします。
天窓のメリット
日光を多く取り込むことができる
天窓を設置することにより日光を多く取り込むことができます。日光を多く取り込むことができれば、お部屋も明るい印象になりますね。
また、風通りを良くしてくれる効果もあります。
開放感がある
天窓を設置することで、天窓から空を眺めることもできるため、天気が良い日には開放感も感じられるでしょう。
お家の中から青い空が見えると気分も上がりますよね。また、夜になれば星空が見える日もあるでしょう。
お家の外観を個性的にできる
天窓を設置することにより、お家のデザイン性を向上することもできます。
お家のデザインを考えながら、どこの位置に設置するかなど考える時間も楽しく感じるかもしれません。
天窓のデメリット
雨漏りのリスクが高くなる
天窓も年月が経つともちろん劣化が進行していきます。天窓は屋根に設置されています。雨が降れば当然天窓にも雨水は当たることになるでしょう。しっかりとメンテナンスを行わないと、天窓の枠部分などから雨漏りが発生することも少なくありません。
また、天窓には”開くタイプ”と”開かないタイプ”が存在します。開かないタイプの天窓に比べると、開くタイプの方が雨漏りのリスクが高いですが、開かないタイプの天窓でもやはり普通の屋根と比べると雨漏りのリスクが高くなります。
天窓の取り付けの際に施工不良などがあった場合にも雨漏りが発生することもあります。天窓を設置する際には、天窓のメンテナンスも行ってくれる専門の業者に依頼した方が良いでしょう。
雨音が響く
天窓は、晴れの日には日光を取り込むこともでき気持ちが良いのですが、雨の日ですと、直接天窓に雨が当たることになるため、その分雨音も響きます。設置する場合は、設置する場所に注意をした方が良いでしょう。


天窓を設置することにより、お家の外観にも、気分的にもメリットがたくさんあります。
自分の住んでいるお家の中から空が見えることはロマンチックでもありますよね。
しかし、天窓には雨漏りのリスクなどのデメリットもあります。
設置した当初は良いことが多かった天窓も、年月が経つと、悲しいことにいつの間にか天窓が「お荷物になっている」と感じてしまうことも少なくはありません。 耐用年数を過ぎた天窓は、交換を行いましょう。また、撤去し塞ぐことも可能です。
次に、耐用年数を過ぎた天窓の対処方法をご紹介いたします。
寿命を迎えた天窓はどうすればいいの?
天窓の寿命は、約25~30年程といわれています。
しかし、必ず約30年もつわけではありません。天窓を設置する際には、防水紙や水切り用板金、固定用ビスなど様々な建材が使用されています。
使用している建材全てがそれぞれピッタリ30年もつわけもなく、お家の環境などにより劣化も早まる可能性も大いにあります。
寿命を迎えた天窓を放置すると、固定用のビスが浮いてしまい窓枠からの雨漏りのリスクも高くなる等、良いことがありません。
寿命を迎えた天窓は交換が必要です。また、撤去し塞ぐことも可能です。
天窓のメリットを引き続き維持したい場合には交換を、雨漏りのリスクを大幅に下げたい場合には撤去し塞ぐことも考えると良いでしょう。
天窓を交換した場合のメリットは、交換することにより、これまでと同じように天窓のメリットを維持することができます。また、交換を行うことにより雨漏りのリスクをほぼなくすことも可能になります。
天窓を交換をした際のデメリットはこれまでと同じく「10年毎のメンテナンスが必要になること」だけです。
天窓を撤去し塞ぐと、その分日光を取り込むことが難しくなるため採光で心配な面もありますが、雨漏りのリスクが大幅に減ります。また、天窓のメンテナンスも不要になるため、「天窓のメンテナンスをしたくない」という方は撤去し塞ぐことも検討してみると良いでしょう。
天窓の撤去をご検討の際は、屋根カバー工事や屋根葺き替え工事と同じタイミングで行ってしまうと良いでしょう。
※建築基準法で定められている採光量の問題で取り外すことのできない天窓も存在します。
天窓を撤去するときの施工方法
屋根の葺き替え工事と合わせて天窓を撤去する方も多くいらっしゃいます。その場合の施工方法や、カバーを取り付けて天窓を撤去する際の施工方法もご紹介いたします。
まず屋根材、天窓を撤去し屋根全体を平にします。天窓部分は穴が開いているので、木材を並べて下地を作ります。その後、防水紙の下になる野地板を屋根全体に敷き、防水紙、新しい屋根材を設置します。天窓を完全に撤去し、上から新しい屋根を作るので天窓の面影は全くありません。続いて室内から天窓部分を塞ぎます。天窓の撤去作業と同じように木材で下地を作ります。次に天井材となる石膏ボードなどを穴の大きさに合わせて切り、取り付けます。その後、お家の天井によって様々ですが、化粧ベニヤなどを使用して周りの天井と違和感なく仕上げます。最後に隙間を完全に埋めるためにシーリング材を入れます。
天窓を塞ぐのみの場合、カバーを天窓に被せて塞ぎます。まず天窓の周りに防水テープを貼り、万が一に備えます。そこへ板金カバーなどを取り付けます。仕上がりは屋根葺き替え工事と違い、天窓を撤去せずにカバーをした状態なので出っ張って見えますが、太陽光や雨漏りをしっかり防ぎます。
天窓のまとめ


天窓は、日光を多く取り込むことができたりお家の中から空を眺めたりすることができる等、嬉しいメリットもたくさんあります。
しかし、耐用年数を過ぎた天窓はお荷物になってしまう場合もあります。
耐用年数を過ぎた天窓は、交換が必要です。また、「もう天窓はこりごり」という方は天窓を撤去し塞ぐこともご検討してみると良いでしょう。
天窓を交換した際のデメリットは「10年毎のメンテナンスが必要になること」だけなので、私達、街の屋根やさんでは寿命を迎えた天窓は交換することをお勧めしています。
しかし、お荷物になってしまった天窓は、交換だけでなく撤去して塞ぐことも可能であることも頭の中に入れておくと良いかもしれません。
私達、街の屋根やさんでは、天窓のメンテナンスも行っております。天窓でお困りのことがございましたら、私達、街の屋根やさんにおまかせください。

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