「近所で屋根工事をしている者だけど、お宅の屋根に不具合が出ており、気になったのでお伺いしました」。このように言って、訪問してくる業者が未だにいます。見にくい屋根の不具合をいきなり指摘されたら、不安になりますよね。これって、信じた方がいいのでしょうか。街の屋根やさんでは「絶対に信用してはいけません」と言い切ります。
そもそも、屋根の不具合を目視で確認できるのなら、かなり近所ということになります。常識的な業者の場合、工事をする前にご近隣の方々に「これから騒音などでご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願い致します」とご挨拶に伺うことがほとんどです。貴方のお家にそのご挨拶はありましたか。『そんな覚えはないなあ』という方がほとんどだと思います。大抵の場合、このような業者が近所で工事をしていることはまず、ありません。近隣で工事している屋根業者ということで親近感と信頼を得る手口なのです。
瓦屋根などで棟が崩れている、スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根で棟板金が剥がれているなどなら遠くからでも確認できるでしょう。健全な視力であっても、100mも離れれば屋根材のひびなどは確認できないはずです。彼らは不安を煽って、契約を取りたいだけなのです。
こういった業者は相手にしないことが一番です。ご自宅の屋根に不安を感じたら、街の屋根やさんにご相談ください。無料で点検し、現在、どのような状態になっているかをご説明いたします。