屋根塗装では屋根の色を自由に変えられます。また、屋根葺き替えや屋根カバーでも屋根材を選ぶことによって色を選べます。屋根がほとんど見えないという方はあまり気にならないかもしれませんが、屋根がよく見えるという環境の方にとっては屋根の色選びも重要ですよね。今回は屋根の色選びについて考えてみたいと思います。
ほぼ自由に色を選べるのが屋根塗装です。屋根塗装する屋根材がスレート(コロニアル・カラーベスト)、金属、アスファルトシングル、これらのいずれかであっても自由に色を選べます。標準では用意されていない色であっても、調色で色を作り出すこともできます。ただ、遮熱性能に拘りたいというのであれば、日射反射率の高い白を基調とした色にならざるえないでしょう。遮熱塗料のサーモアイなどは濃い色でも遮熱性能を高めるため、下塗りに白い専用塗料を用いています。
屋根カバー工法で用いられるのは金属屋根材かアスファルトシングルです。このうち金属屋根材は製品によってカラーバリエーションが少ないものも存在します。表面が自然石粒でコーティングされている金属屋根材はカラーバリエーションも豊富なのですが、他の金属屋根材となると数種類しかないというものも存在します。もちろん、後から屋根塗装で自由に色を変えることも可能です。アスファルトシングルはカラーバリエーションが豊富なので、お好みのものがきっと見つかるでしょう。
瓦というと黒というイメージが強いかと思いますが、街中を見渡してみますと青いものがあったり、赤っぽいものがあったり、黄土色があったりします。産地によっても色に特色があります。
スレートも色が豊富です。前述の表面が自然石粒でコーティングされている金属屋根材やアスファルトシングルも色が豊富です。金属屋根材は前述の通り、製品によってカラーバリエーションが少ないものも存在します。
塗り替えを前提としている屋根材なら約10年、それ以外のものなら数十年と付き合っていくのですから、屋根材を色で選ぶのも正しい方法の一つなのです。屋根がよく見える立地なのでお洒落な屋根にしたいという方は街の屋根やさんにご相談ください。