古屋のもりという雨漏りを題材にした昔話
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日


お婆さんは幼い子供を寝かしつけようと話をしています。幼い子供は「泥棒よりも、狼よりも、恐いものは何?」とお婆さんに尋ねます。すると、お婆さんは「ふるやのもりだ」と答えます。これを聞いていた泥棒と狼はビックリです。世間から恐れられている泥棒と狼より恐い「ふるやのもり」って何だろうと考えはじめます。ちょうどその頃、雨が降ってきてその農家では雨漏りがはじまります。お婆さんは「ふるやのもりが来た」というと、泥棒は驚いて狼の上に落下。狼はふるやのもりが自分の上に落ちてきたと思い、泥棒もまた狼のことをふるやのもりと勘違いし、大慌て。泥棒を背に乗せたまま、山中を走り回ります。


ふるやのもりとは古屋の漏り、つまりは古い家の雨漏りということです。物語は途中から、なぜ猿の尻尾は短く、顔が赤いかということになってしまうのですが、雨漏りは襲来してくる獣や泥棒よりも恐れられていた?ようです。
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