様々な面から考える屋根塗装の色選び
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日

日本の伝統的な屋根材で、最も和の雰囲気を醸し出しているのは燻し瓦で異論はないと思います。光沢のない黒やグレーが醸し出す渋い雰囲気が魅力です。地域によっても違いがあるのですが、日本ではこの瓦が広く普及したせいか黒やグレー系の屋根の色が多いようです。洋風のものを除けば、スレート(コロニアル・カラーベスト)屋根、金属屋根、コンクリート瓦やセメント瓦といった屋根材も暗めの色が多いですね。

「屋根も綺麗でカラフルな色がいい」と考える方もいます。昨年、シルバニアファミリーが30周年を迎えたそうです。このシルバニアファミリーの最初に発売された「ハウス」を見てみると、赤い屋根をしており、模様からするとスレートを模したものになっています。「赤い屋根の大きなお家」も名称から分かるように赤い屋根です。シルバニアファミリーと関係があるか分かりませんが1989年には「赤い屋根のお家」という童謡も発表されています。そのためか、「赤い屋根」と聞くと何となくオシャレなイメージを持ってしまう方も多いようです。

日光を反射し、夏の暑さを和らげるなら真っ白に限ります。中には「屋根が白なんて何かしまらないなあ」と感じる人もいるでしょう。筆者もそうなのですが、これはこれまで普及してきた瓦の影響があるのではないでしょうか。「屋根は近所からもほとんど見えないので何色でもいい」というお客様もおられます。こういった方は一番遮熱効果の高い白を選ぶことが多いですね。
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