大網白里市木崎にて雨漏りする天窓を撤去して屋根葺き替え工事を実施しました
工事のきっかけを伺いました！
担当：谷
大網白里市木崎にお住まいのお客様は、長年にわたり天窓からの雨漏りに悩まされていたそうです。その都度、近隣の修理業者へ依頼して原因の改善を試みていたものの、しばらくすると再び雨漏りが起きてしまい、対応を重ねるたびに不安と後悔が募っていったと伺っています。
今回、いつも依頼していた業者がすぐに対応できない状況だったことから、雨漏りの悪化を心配されご自身でインターネット検索を行い、修理業者を探されたそうです。その際に私たち「街の屋根やさん」を見つけていただき、雨が降るたびに症状が強まっていると感じていたため、初めての依頼先ではあったものの思い切って相談してみようと判断されたとのことでした。
実際に問い合わせをしてみると予想より早く調査に来られた点や、丁寧な対応に安心感を持たれたそうです。また、事前に詳しい情報を伝えていなかったにもかかわらず原因を的確に把握し、専門知識のない方でも理解しやすい形で説明があったことで、今回の修理を任せる決心がついたとお聞きしております。
今回、いつも依頼していた業者がすぐに対応できない状況だったことから、雨漏りの悪化を心配されご自身でインターネット検索を行い、修理業者を探されたそうです。その際に私たち「街の屋根やさん」を見つけていただき、雨が降るたびに症状が強まっていると感じていたため、初めての依頼先ではあったものの思い切って相談してみようと判断されたとのことでした。
実際に問い合わせをしてみると予想より早く調査に来られた点や、丁寧な対応に安心感を持たれたそうです。また、事前に詳しい情報を伝えていなかったにもかかわらず原因を的確に把握し、専門知識のない方でも理解しやすい形で説明があったことで、今回の修理を任せる決心がついたとお聞きしております。
担当：谷
- 施工内容
- 築年数
- 約36年
- 平米数
- 12.8㎡
- 施工期間
- 2日
- 使用材料
- コロニアル瓦
- 費用
- 55万円
- ハウスメーカー
- 保証
雨漏りする天窓の点検調査
天窓の状態を確認
大網白里市木崎にお住まいのお客様は、長年にわたり天窓からの雨漏りに悩まされ、これまで数えきれないほど修理を行ってきたそうです。
その都度いったんは雨漏りが収まるものの、しばらくすると再び症状が現れてしまい「同じ工事を繰り返す状況が続いていた」とのことでした。
屋根のメンテナンス工事を含め、過去に様々な修理を重ねてきたそうです。
ですが、それらが雨漏りの原因とは限らず、前回とは別の箇所を修理するという流れを繰り返したものの、状況は変わらなかったと伺っています。
お客様に話を伺うと、今回も再び雨漏りが発生してしまい、これまで依頼していた修理業者へ連絡したところ、都合が合わずすぐの対応は難しいとの返答だったそうです。
雨が降るたびに室内へ雨漏りが起き、今年は雨の回数も多く、そのたびに悩まされ続けて疲れ切ってしまったとのことでした。
そこで、ご自身でインターネット検索を行い、早めに対応できる業者を探されたそうです。
数多くの修理業者の中から私たち「街の屋根やさん」のホームページをご覧になり、天窓に関する類似の修理事例が掲載されていたことで、一度相談してみようとお考えになったとのことです。
天窓周辺のコーキングの状態を確認
現地で確認したところ、これまでの補修箇所が全てコーキング処理されている状態でした。
多くの部分にコーキングが施されているため、雨漏りが発生している本来の箇所を特定しにくくなっている状況です。
天窓はメーカーによって耐用年数に差はありますが、凡そ20年ほど経過すると防水性能が低下し、大きなメンテナンスが必要なケースも多いです。
特に劣化しやすいゴムパッキンが原因の可能性も考えられましたが、すでに広範囲でコーキングが施されていたため、明確な特定には至りませんでした。
気になる点として、特に天窓周辺のコロニアル瓦にまでコーキングが施され、隙間が完全に塞がれている状態でした。
コロニアル瓦は塗装メンテナンスを行う際、塗料で瓦同士が密着しないように縁切りやタスペーサーを設置し、瓦の間に適度な隙間を確保する作業が欠かせません。
しかし今回は、雨水の侵入を防ぐ目的で、その隙間という隙間がすべてコーキングで埋められていました。
このような施工は非常に危険で、雨水だけでなく湿気まで閉じ込めてしまうため、逃げ場を失った水分が屋根下地の木材を急速に傷めてしまう原因になります。
結果として、内部の腐食が進行しやすく、より大きなトラブルへ繋がる恐れがある状態です。
天窓の撤去工事
広範囲にコーキングが施され、多くの修理を繰り返しても再発してしまう状況から、同じ対応を続けても解決にはつながらず、結果として無駄な工事となってしまう可能性が高い旨を丁寧にお伝えしました。
天窓は耐用年数を過ぎると大掛かりな対処が必要になるため、本来は交換が望ましい状態です。
お客様も、同じ箇所のトラブルを何度対処しても悩みが解消されなかったことを踏まえ、今後同じ問題を繰り返さない方法として天窓の撤去を選択されました。
そのうえで、撤去後はコロニアル瓦で葺き替え工事を行う方針となりました。
工事の工程として、まず天窓の撤去から作業を進めました。
天窓を外したことで、雨漏りの発生箇所が明確になりました。
お客様のご自宅に設置されていた天窓は、現在主流の工法とは異なり、釘で直接野地板へ固定するタイプで、地震などの揺れによって天窓自体がわずかに動き、防水部分が切れてしまうことがあります。
今回もその防水切れが原因となり、雨水が内部へ入り込んでしまった状態でした。
一度雨水の通り道ができてしまうと、完全に止めることが難しくなります。
さらに周囲をコーキングで密閉してしまうと、内部に水分が溜まりやすくなり、悪循環が続いてしまう状況でした。
屋根葺き替え工事
屋根下地を設置
天窓を塞ぐためには、まず屋根下地の新設が必要になりますが、その前に室内側から見える天井部分を先に整える必要があります。
天窓は通常の天井より高い位置に設置されています。
そのため、室内側からの作業は非常に難しく、効率的に作業を行うためにも、屋根の上から先に天井の下地を組む作業を進める形となりました。
防水紙（ルーフィング）を敷設
下地用の野地ベニヤを既存屋根下地の高さに合わせて設置した後、防水紙（ルーフィング）を敷設します。
防水紙には改質アスファルトルーフィングを使用しており、従来の防水紙に比べて切れや破れに強いため、経年による雨漏りのリスクを抑えることが可能です。
コロニアル瓦を敷設
屋根材にはケイミュー製のコロニアルクァッドを使用しました。
アスベストは含まれておらず、耐久性に優れ信頼できる屋根材です。
工事には屋根に直接打ち付ける「どぶ釘」を使用しており、こちらはメッキ加工により錆びにくい専用釘です。
施工方法は従来と変わらず、釘止めにより屋根材をしっかり固定していきます。
棟板金の交換作業
屋根のコロニアル瓦を葺き直す際には、屋根の頂上にある棟板金を取り外す必要がありました。
多くの場合、棟板金自体も劣化が進んでいるので、交換工事が必要です。
お客様のご自宅でも、長期間棟板金を交換していなかったため、葺き替え部分に接する棟板金は新しいものに交換しました。
また、棟板金の下地材である貫下地には、従来の木材ではなく、腐食に強い樹脂製の材料を使用しています。
これにより、長期間にわたり安心して使用できる構造となっています。
完工
屋根の天窓を撤去し、新たにコロニアル瓦を設置する工事が完了しました。
長年悩まされていた雨漏りから解放され、お客様には大変喜んでいただけました。
天窓は室内の採光を確保する重要な設備であり、設置されていれば便利な面もありますが、屋根材とは異なる構造であるために雨漏りが発生しやすいというデメリットも伴います。
定期的にメンテナンスを行っていても、サッシ自体の耐用年数は短く、いずれ交換が必要です。
その場しのぎの修理を繰り返して、短期的には費用が抑えられても、結果として十分な解決にはつながらないことが分かります。
まずは雨漏りの仕組みを理解している専門業者に点検を依頼し、状況に応じた最適なメンテナンス方法を検討することが大切です。
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