屋根の形状の一つである片流れ屋根、メリットやデメリットは？
更新日 : 2022年01月20日
更新日 : 2022年01月20日
皆様のお住まいの屋根はどのような形状をしているでしょうか。屋根の形状にも様々な種類があります。一般的に見かけることが多いのが切妻屋根、いわゆる三角屋根ですが、近年では「片流れ屋根」も人気となり、見かけることも多くなってきました。では、片流れ屋根とはどのような形状の屋根なのでしょうか。また、メリットやデメリットについても簡単にお話してまいります。
片流れ屋根とは
片流れ屋根はどんな形をしているかというと、屋根が一面で構成されており、一方向だけに勾配があります。片流れ屋根も切妻屋根と同様、シンプルな形状の屋根になります。スタイリッシュな見た目であるため、近年人気なのです。片流れ屋根のメリットは、屋根裏スペースを活用し、居住空間を広くすることができます。また、屋根の面が広いため、太陽光パネルを多く設置することができることもメリットの一つです。屋根の傾斜の向きを南向きにすれば、太陽光発電の効率も良くなることがあります。シンプルな形状のため、費用を抑えられるということもメリットでしょう。
デメリットは？
見た目がシンプルでスタイリッシュであり人気の片流れ屋根ですが、デメリットもあります。片流れ屋根は一方向に雨水が流れていきます。そのため、雨樋への負担も大きく、雨樋が外れてしまったり破損するなど、何か不具合があった際には、外壁などの劣化にも繋がってしまいます。破風板など境目からの伝い水により雨漏りが発生する可能性もあったり、構造により換気性能が弱いため湿気が溜まりやすく、結露により内部が腐食してしまう可能性もあることがデメリットです。
片流れ屋根は、スタイリッシュな見た目から近年人気の屋根の形状ですが、デメリットもあります。皆様のお住まいの屋根の形状のメリットやデメリットについて知っておいても良いかもしれません。何か屋根のことでお困りのことがあった場合には、私達、街の屋根やさんでは無料で点検・お見積り作成まで承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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