雪害の雨漏り調査、和瓦、袖ヶ浦市
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
2014年8月14日更新
お盆の最中ですが、今日もお住まいの点検にお伺いいたしました。
今日うかがったのは袖ヶ浦市のK様邸です。
K様のお住まい、純和風の瓦屋根なのですが2月の降雪時に雨漏りをしたそうです。
その後の雨では雨漏りの確認が出来なかったようです。
他の業者を呼んで調査してもらったところ、漆喰工事のご提案をされたそうです。
屋根の上には登っていなかったようです。
お話をお伺いして早速屋根の上を調査しました。
降雪時に雨漏りがして、その後の雨では雨漏りをしていない。という状況で雨漏りの原因の幅が狭まります。
（一概には言えませんが）
屋根に上がる前に雨漏りの位置をお伺いします。
その上を調査して行きます。
屋根材は見たところ、割れ・欠けは無く歪みも見えません。
棟瓦も大きな劣化・損傷も無く漆喰もはがれている箇所は見られません。
反対側も念のため調査をします。
屋根材を剥がして下の防水紙の状況を確認します。
雨漏りをしている上部から順番に確認しました。
最初に確認したところは問題ありません。
そのまま下のほうを確認すると出て来ました。
防水紙が捲れ上がっています。捲れた部分に穴があり、雨染みも発見できました。
これは雪止め瓦の近くです。降雪で雪止め瓦に積もった雪がゆっくりと溶けていく際に
下の穴をつたって雨漏りがしたと推測できます。
対応策としては屋根の葺き替え、部分葺き替え、部分補修の３つになります。
部分補修では完全に止水出来る可能性が低くなり、全面葺き替えはコストが上がります。
お客様としっかりと意識をあわせたご提案をさせて頂きます。
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