古民家の瓦屋根の葺き替え工事、屋根調査、いすみ市
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
2014年8月1日更新
猛暑、酷暑、残暑、暑さを表す言葉は沢山ありますが、屋根の上はまさに灼熱です。
グローブ、タオルにヘルメット、装備をしていても瓦の熱さが体に堪えます。
今日お問い合わせを頂いたのはいすみ市のＹ様邸です。
室内に雨漏りのような跡があるとのことでお客様と一緒に室内を見て回りました。
和室の電気付近に天井材の穴があり、床にはシミが出来ています。
その他、トイレの脇にも雨漏りの跡がありました。
屋根の上に登って先ほど確認した箇所の原因を調査します。
先ず、和室のシミの箇所です。
寸法を測ると雨漏り箇所の上部は棟瓦でした。
該当箇所の瓦をはがしてみました。防水紙は杉の皮を使っていました。
昔の家は結構多いのです。
極端な雨染みは見つけられません。しみは動物の糞尿の可能性も出てきました。
もう一箇所、トイレの壁キワ部分を確認しました。
これは一目瞭然、瓦が崩れ補修をしていましたが、ずさんな補修が原因での雨漏りです。
その他の傷んできる箇所もしっかり調査をしてご報告いたします。
お客様のご希望で雰囲気を壊さず、建物の維持をしたいとのお話でしたので
施工部としっかり打ち合わせをして最適なご提案をさせて頂きます。
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