君津市にて雨樋交換工事のご紹介|君津市、I様邸
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
2014年1月8日更新
本日は君津市にて雨樋交換工事を着工いたしましたので
雨樋工事についてご紹介させて頂きます。
雨樋のルーツの小言になりますが、現在はどの住宅にも雨樋が装着されているのが当たり前ですが日本の建築物に雨樋が普及したのは江戸時代頃だと言われています。
商業が盛んになった江戸や大坂や京都などの都市に住宅が密集し、
「かやぶき、板葺き屋根」の町家は火災に弱く、ひとたび出火すれば次々と町中が火の海ということが度々起こり、火災に悩んだ幕府は1720年、防火の為に民家の屋根を「瓦葺き」にするように奨励しました。
密集した住宅は隣家と軒を接するようになり、瓦葺きにすると隣家の雨水が流れ込む、雨が跳ね返って壁を汚す、土台を腐らす、といった近隣トラブルが起こる様になります。
この様に瓦葺きが一般的に普及するようになると、雨水の落下ではしらの根本や土台が腐ったり、傷んだりするのを防ぐ為に雨樋が使われるようになりました。
このように雨樋は日本の建築文化にちなんだとても意味のある大事な役割をする
建材だともいえます。
長々と失礼致しました。現場に戻ります。
前回調査に伺った際の写真がこちらです。
大屋根から下屋に繋がる這い樋が抜けてしまっています。
下屋の軒樋も詰まりが確認でき、溢れた軒下には水溜めがありました。
これから雨樋の吊り替え工事に入ります。
雨樋の交換工事は建物の造りや、施工個所によっては高所などは足場架設が必要な場合が
ございます。
今回は足場が必要ない現場でしたので足場無しで施工させて頂きました。
材料がこちらです。
新しい樋は排水性も良くなりますので工事後は安心出来るかと思います。
工事後のご報告は追ってご報告させて頂きたいと思います。
樋交換工事の事ならお気軽にお問い合わせ下さいませ。
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