金属屋根・外壁の塗装ポイントを徹底解説|失敗しないための基礎知識
更新日 : 2026年05月25日
更新日 : 2026年05月25日

金属製の屋根や外壁は、耐久性が高く長持ちする素材ですが、塗装の方法を誤るとサビの発生や塗膜の剥がれにつながります。
「せっかく塗り直したのに数年でボロボロになってしまった」というお声は少なくありません。
金属塗装には、一般的な外壁塗装とは異なる専用の知識と手順が必要です。
本記事では、金属塗装を成功させるための重要なポイントを、工程ごとにわかりやすく解説します。
金属塗装の基本|なぜ「下地処理」が最重要なのか

金属塗装において、仕上がりの良し悪しを最も大きく左右するのが下地処理です。金属面に残ったサビや汚れ、旧塗膜の浮きをしっかり除去しないまま塗装しても、新しい塗膜は短期間で剥離してしまいます。
下地処理の主な作業は以下のとおりです。
- ケレン作業:サビや旧塗膜をサンダーやワイヤーブラシで削り落とす。ケレンの等級(1〜4種)によって除去の徹底度が異なり、劣化が進んでいるほど上位のケレンが必要になります。
- 高圧洗浄:表面の汚れや旧塗膜のカスを洗い流す。
- 乾燥:水分が残った状態で塗装するとサビや膨れの原因になるため、十分な乾燥時間を確保します。
下地処理を手抜きすると、どれほど高品質な塗料を使っても本来の耐久性は発揮されません。
金属専用の「錆止め塗料(下塗り)」を使う

下地処理が完了したら、次は錆止め塗料(防錆プライマー)の塗布です。
これは金属塗装において欠かせない工程であり、一般の外壁用シーラーとは役割が異なります。
錆止め塗料には主に以下の種類があります。
・鉛系錆止め
・エポキシ系錆止め
・油性錆止め
特にエポキシ系の錆止めは金属との密着力が高く、プロの施工現場でも広く使われています。
下塗りを省略したり、安価な汎用塗料で代用したりすると、後からサビが再発するリスクが高まります。
中塗り・上塗りの塗料選びと塗り方のコツ

下塗りが乾燥したら、中塗り・上塗りに進みます。金属用の仕上げ塗料を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
塗料の種類による耐久性の違い
シリコン系塗料やフッ素系塗料は、紫外線や雨水への耐性が高く、金属屋根や外壁に適しています。特にフッ素系は耐候性が非常に高く、過酷な気候条件下でも長期間にわたって塗膜を維持します。
塗り方のポイント
- ・一度に厚塗りせず、薄く均一に2回以上重ね塗りするのが基本です。
- ・塗り重ねる際は、前の塗膜が十分に乾燥してから次の層を重ねます(乾燥時間は気温・湿度によって異なります)。
- ・気温が5℃以下、または湿度が85%以上の環境での塗装は避けるべきです。塗膜不良の原因になります。
まとめ
金属塗装を長持ちさせるためには、「ケレンなどの下地処理→錆止め塗料の塗布→適切な塗料での重ね塗り」という各工程を丁寧に行うことが不可欠です。
どれか一つを省いても、耐久性は大きく損なわれます。特に下地処理と錆止めは、目に見えない部分だからこそ職人の技術と経験が問われる工程です。
金属屋根・外壁の塗装をご検討の際は、金属素材の施工実績が豊富な専門業者に相談することをおすすめします。
街の屋根やさんでは、金属屋根・外壁の状態を無料で診断し、最適な塗装プランをご提案しています。
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