意外と知らないケラバと破風の違い|屋根を守る重要な部分を解説します!
更新日 : 2025年11月02日
更新日 : 2025年11月02日
屋根の端にある「ケラバ」と「破風」。似たような位置にあるため、どちらがどの部分なのか分かりにくいですよね。
実はこの2つ、それぞれ役割も構造も異なる大切な部材なんです。

この記事では、ケラバと破風の違いや、それぞれの役割・劣化のサイン・メンテナンス方法についてわかりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
ケラバと破風とは?それぞれの位置と役割を解説

屋根の端には「ケラバ」と「破風(はふ)」という部分があります。
どちらも屋根の縁にあるため混同されがちですが、それぞれ役割が異なります。
ケラバとは、屋根の側面(妻側)に取り付けられている部材のことです。
主に風雨の吹き込みを防ぎ、屋根材を固定する役割を持っています。
特に、強風時には雨水が屋根材の下に入り込むのを防ぐ大切な部分なんです(^^♪
一方の破風は、屋根の妻側の先端部分に取り付けられている板材で、屋根の形を整えるほか、風を受け流す役割があります。
破風があることで、建物の外観が引き締まり、美観面でも大切な存在です。
ケラバと破風の見た目や構造の違い

見た目の違いを簡単に説明すると、ケラバは屋根の側面を覆うものであり、破風はその端をふさぐ板です。
ケラバ部分には、金属製の「ケラバ板金」が取り付けられており、屋根材の下端をしっかり押さえています。これにより、雨水や風の侵入を防いでいます。
一方で破風は、木製・窯業系ボード・金属など、住宅によってさまざまな素材が使われます。近年ではメンテナンス性に優れた金属製破風板が人気です。
また、破風の上端には「鼻隠し」と呼ばれる部材が取り付けられることも多く、雨樋(あまどい)を支える役割も担っています。
構造的にみても、ケラバと破風はセットで屋根の端部を守る重要なパーツなんですよ(#^^#)
放置すると危険?ケラバ・破風の劣化で起こるトラブル

ケラバや破風は、雨や風を直接受けるため、劣化しやすい部分です。
塗装の剥がれや板金の浮き・腐食を放置すると、次のようなトラブルを招くことがあります。
-
・雨漏りの発生
-
・木部の腐食やシロアリ被害
-
・屋根材のめくれ・落下
-
・外観の美観低下
特に、ケラバ板金が浮いてしまうと、強風で屋根材が飛ばされる危険性があります(>_<)
また、破風板の塗膜が剥がれると内部に雨水が染み込み、木部が腐食してしまうことも…。
早めの点検と補修が大切です。
ケラバや破風を長持ちさせるためのメンテナンス方法

ケラバや破風を長持ちさせるには、定期的な塗装と点検が欠かせません。
塗装を行うことで、紫外線や雨水による劣化を防ぎ、防水性を維持できます。
特に木製や窯業系ボード製の場合は、5~10年に一度の塗り替えが目安です。
また、板金部分の浮きや釘の抜けがないかをチェックし、必要に応じて補修を行いましょう。
台風のあとなどは、目視でも構いませんので一度確認しておくと安心ですよ(^^)/
定期的なメンテナンスを心がけることで、屋根全体の耐久性も高まり、雨漏り予防にもつながります。
まとめ
ケラバと破風は、屋根の端を守る重要なパーツです。どちらかが劣化すると、雨漏りや屋根材の破損などにつながることもあります。
普段はあまり意識しない部分ですが、風雨から建物を守る大切な役割を担っています。
もし、塗装の剥がれや板金の浮きなどの劣化が見られたら、早めに専門業者へ相談して点検を受けることをおすすめします(#^^#)
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