カバー工法の落とし穴とは?メリットだけで決める前に確認したい注意点
更新日 : 2025年10月21日
更新日 : 2025年10月21日
屋根リフォームの方法として人気の高い「カバー工法」。
葺き替えよりも手軽にできる印象がありますが、実は注意すべきデメリットも存在します。
下地の状態を確認せずに施工してしまうと、雨漏りや劣化を見逃してしまうことも(>_<)
この記事では、カバー工法の仕組みや主なデメリット、そして失敗を防ぐためのポイントについて解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
カバー工法とは?葺き替えとの違いをチェック!
「カバー工法」とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
古い屋根を撤去せずに施工できるため、工期が短く、廃材も少ないというメリットがあります(^^♪
葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去して新しく張り替える方法ですが、カバー工法はその名の通り「覆う」工法。
屋根の形状や下地の状態によっては、とても効率的なリフォーム方法なんです。
ただし、見た目は新しくなっても、下地や内部の劣化がそのまま残ってしまうリスクがあるため、慎重な判断が必要です。
カバー工法の主なデメリット3つ
カバー工法にはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。
まず1つ目は、屋根の重量が増すこと。既存屋根の上に新しい屋根材を載せるため、構造的な負担が増えてしまいます。
特に築年数が古い住宅では、耐震性への影響にも注意が必要です。
2つ目は、内部の劣化を見逃してしまう可能性がある点です。既存の屋根材を撤去しないため、下地材や防水シートの傷みがあっても確認しにくいんです(>_<)
そのまま施工すると、後々の雨漏りの原因となることもあります。
3つ目は、施工できる屋根材や条件が限られる点です。
瓦屋根のように重量がある素材や、下地の傷みが激しい場合はカバー工法自体が適さないケースもあります。
デメリットを踏まえたうえでの注意点
カバー工法を検討する際は、まず屋根の状態を正確に把握することが大切です。
専門業者に点検を依頼し、下地の劣化や雨漏りの有無を確認した上で判断しましょう。
また、使用する屋根材によっても耐久性や重さが異なります。金属屋根(ガルバリウム鋼板など)を選べば、軽量で耐久性にも優れているため、既存屋根への負担を抑えられます。
加えて、通気や断熱性能への影響にも注意が必要です。
施工方法によっては、屋根内部の湿気がこもりやすくなる場合もありますので、換気層の確保や断熱材の見直しも検討しておくと安心です(^^)/
カバー工法が向いていないケースとは?
以下のような条件に当てはまる場合は、カバー工法ではなく葺き替え工事を検討した方がよいことがあります。
-
既に雨漏りが発生している
-
下地の劣化が進んでいる
-
屋根の構造が複雑、または勾配が緩い
-
以前にカバー工法を行ったことがある
これらの状態では、カバー工法を行っても根本的な解決にならない可能性があります。
特に雨漏りしている場合は、原因を特定してから適切な修繕を行うことが重要です。
しっかりとした点検と判断のうえで工法を選ぶことが、長く安心して暮らすためのポイントです(#^^#)
まとめ
カバー工法は、葺き替えに比べて手軽でコストを抑えやすい工法ですが、屋根の状態によってはデメリットが大きくなることもあります。
見た目だけが新しくなっても、下地が傷んだままでは本末転倒ですよね(>_<)
施工前には必ず専門業者による点検を受け、屋根の状況をしっかり把握しておくことが大切です。
正しい知識を持って工法を選べば、安心・安全なリフォームにつながります(^^♪

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