屋上防水の劣化症状と対策|雨漏りを防ぐメンテナンス方法を解説
更新日 : 2025年02月07日
更新日 : 2025年02月07日
屋上防水は、建物を雨水や湿気から守るために重要な役割を果たしています。
しかし、経年劣化や気候条件(太陽光、雨水、風、雪)などの影響により、防水層の劣化が進むと、雨漏りや漏水の原因となります。
本記事では、屋上防水の主な劣化症状とその補修・修理方法について解説します。
屋上防水の主な劣化症状
紫外線や気候条件による劣化
屋上は常に紫外線や太陽光、雨水、風、雪といった気候条件にさらされています。
特に紫外線は防水材料の劣化を加速させ、ひび割れや変色を引き起こします。
また、熱膨張と収縮により防水層に亀裂が生じることもあります。
排水不良と水たまり
排水ドレンや排水溝の詰まり、勾配の不適切な設計による排水不良は、防水層の劣化を加速させます。
水たまりができることで、防水層が長期間水分にさらされ、剥がれや防水層の浮きが発生しやすくなります。
経年劣化とメンテナンス不足
防水層の耐用年数を超えると、シート防水やアスファルト防水の性能が低下し、防水層の破れやトップコートの劣化が進みます。
また、定期的なメンテナンスを怠ると、下地処理が不十分なまま劣化が進み、雨漏りにつながる可能性が高くなります。
物理的な損傷
屋上での作業や重量物の移動などによって、防水層に物理的な損傷が生じることがあります。
例えば、シート防水が破れたり、防水層に亀裂が入ると、防水性能が大きく低下し、漏水のリスクが高まります。
不適切な施工による問題
不適切な施工は、防水層の耐久性を著しく低下させる原因になります。
例えば、下地処理やシーリング材の施工が不十分だと、隙間から水が浸入しやすくなります。
また、パラペット・笠木の劣化が放置されると、そこからの雨水浸入も考えられます。
屋上防水のメンテナンス方法
定期点検と早期対応
防水層の劣化を防ぐためには、定期的な点検が欠かせません。
特に、ひび割れや防水層の浮き、排水ドレンの詰まりなどの軽微な症状を早期に発見し、対策を講じることが重要です。
トップコートの再塗装
紫外線による劣化を防ぐために、トップコートの再塗装を定期的に行うことで、防水層の寿命を延ばすことができます。
特にシート防水やウレタン防水では、トップコートの劣化が防水性能に直結するため、こまめなメンテナンスが必要です。
排水ドレンや排水溝の清掃
排水ドレンや排水溝の詰まりを防ぐために、定期的な清掃を行いましょう。
落ち葉やゴミの蓄積が排水不良を引き起こし、水たまりの原因となります。
防水層の全面改修
防水層の耐用年数を超えた場合や、劣化が広範囲に及んでいる場合は、防水層の全面改修が必要になります。
ウレタン防水やFRP防水など、種類に応じた適切な工法で新たな防水施工を行うことが重要です。
まとめ
屋上防水の劣化症状には、紫外線や気候条件による影響、排水不良と水たまり、経年劣化、物理的な損傷、不適切な施工などが挙げられます。
定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、防水層の寿命を延ばし、雨漏りや漏水を防ぐことができます。
街の屋根やさんは、防水工事の施工実績が豊富な屋根専門業者です。
屋上防水の点検・メンテナンスを検討されている方は、街の屋根やさんへご相談ください。

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