ガルバリウム屋根の横葺きと縦葺きの違いとは?横葺きの特徴や注意点
更新日 : 2025年01月25日
更新日 : 2025年01月25日
この先の屋根リフォームをガルバリウム鋼板で考えているのであれば、施工方法としては「横葺き」と「縦葺き」のどちらかに分類されることになります。
ガルバリウム鋼板の商品によっては予めどちらを選ぶか決まっていることもありますが、選択肢として現れた場合には特性を知った上でどの葺き方にするのかを決めたいですよね?
今回はガルバリウム鋼板屋根の横葺きをメインに解説をしていきたいと思います!
金属屋根における横葺きと縦葺きの違いとは?
まずは金属屋根の横葺きと縦葺きの違いについてご紹介します(^▽^)/
横葺き
横葺きは屋根に対して平行(横方向)にガルバリウム屋根材を配置する施工方法です。
スタイリッシュな印象が強く出る葺き方で、リフォームでもよく採用されています(*^^)v
縦葺き
一方縦葺きは、棟から軒まで一枚の板金で仕上げる方法です。
屋根の傾斜と同じ流れの向きが縦になるため、縦葺きです。
従来の金属屋根材だった「トタン屋根」から続く主流の葺き方だったため、金属屋根と言えば縦葺きの印象が強いという方も多いのではないでしょうか。
横葺きのガルバリウム鋼板屋根のメリット
横葺きのガルバリウム鋼板屋根にはさまざまなメリットがあります。
横葺きに対応しているガルバリウム鋼板屋根材は縦葺きに比べるとデザインや色のラインナップが多く、自分の好みや建物の外観に合わせて選びやすいことがメリットです。
横葺きの注意点
一方で、横葺きのガルバリウム鋼板屋根には注意点もあります。
縦葺きと比べると、横葺きの場合は勾配がある程度必要になることが挙げられます。
通常、横葺きの場合はおよそ2.5寸から3寸の勾配が必要とされます。
※縦葺きの場合は、0.5寸程度で問題ない場合もあります。
勾配が緩すぎると雨水が上手く流れ落ちてくれず、屋根材の劣化や雨漏りの原因になる可能性があるため、かなり重要な要素だと覚えておきましょう(^▽^)/
特に、元々勾配の緩い縦葺きの金属屋根から横葺きへとリフォームする場合、勾配が足りないケースもあるため注意が必要です。
縦葺きと比べると雨漏りリスクは高い?
横葺きの施工は縦葺きよりも雨漏りリスクが高いこともよく言われています。
縦葺きは棟から軒までに屋根材の継ぎ目が存在しない(大きな一枚の鋼板で施工されるため)ので、雨水の流れの内に浸入するリスクのある箇所が少ないことが理由です。
ただ、横葺きの屋根も頑丈なガルバリウム鋼板屋根と丈夫な防水紙を使用して葺けば、基本的には問題ないはずなのでご安心ください(^▽^)/
「あくまで縦葺きの方が、構造上では雨漏りリスクが少なく済む」という表現が正しいのです(^▽^)/
私たち街の屋根やさんでは、縦葺き・横葺きのどちらでもガルバリウム鋼板屋根のリフォーム経験が豊富にありますので、ご安心して見積り依頼等ご連絡いただけますと幸いです(*^^)v
<屋根リフォーム参考目安費用>
■屋根カバー工事:税込 877,800円~1,430,000円
■屋根葺き替え工事:税込 1,097,800円~2,200,000円
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

関連動画をチェック!
スレート屋根カバー工事はなぜ金属屋根?他の選択肢は?【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。

金属屋根工事に関連する新着ブログ

屋根材として人気なガルバリウム鋼板とは?メリットやジンカリウム鋼板との違いを解説!

ジンカリウム鋼板屋根は台風に耐えられる?耐風性とメリットについてご紹介します

ガルバリウム鋼板屋根をリフォームで使用するメリットを解説!スレート屋根との違いは?
