大切な住まいのメンテナンス!屋根塗装の流れを屋根のプロが解説!
更新日 : 2024年10月03日
更新日 : 2024年10月03日
現在、日本の住宅で使用されるほとんどの屋根材は定期的に屋根塗装によるメンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠っていると、屋根の防水性が低下して苔やカビの繁殖、錆の発生、屋根材の劣化を招きます。
最悪の場合には、雨漏りや建物構造へのダメージが発生してしまうこともあります。
今回は、屋根にとって大切なメンテナンスである屋根塗装の流れについて解説します。
屋根塗装の基本的な流れ
屋根塗装は一般的に以下の工程で進められます。
①現場確認
②近隣挨拶
③足場の設置
④養生
⑤洗浄
⑥下地調整
⑦塗装(下塗り)
⑧塗装(中塗り・上塗り)
これらの工程を詳しく見ていきましょう。
各工程の詳細
①現場確認
依頼を受けた業者が屋根の状態を詳細に調査します。
必要な作業や使用する塗料をお客様と相談しながら決定します。
その後、業者から見積もりが提示されるので、工事を契約するかどうかを検討してください。
街の屋根やさんでは、屋根の調査~お見積もりの作成まで、無料で承っています。
屋根塗装や工事の予定はないけど屋根の点検だけしてほしい。といったご相談も大歓迎ですので、お気軽にお問合せください(^_^)/
②近隣挨拶
工事開始前に近隣にお住みの方へ工事の説明と挨拶を行います。
騒音や足場設置による影響を事前に伝えることで、トラブルを防ぎます。
③足場の設置
安全に作業を行うため、屋根周りに足場を組み立てます。
塗料などが周囲に飛散しないよう、飛散防止ネットも設置します。
④養生
塗装しない場所に塗料が付着してしまわないよう、養生作業を行います。
お車やバイクなど、敷地内にあるものも養生します。
④洗浄
高圧洗浄機を使用して屋根表面の汚れやコケを除去します。
これにより塗料の密着性が向上します。
⑤下地調整
破損した屋根材やシーリングなどなどの補修を行い、塗装に適した状態に整えます。
⑥塗装(下塗り)
塗料の性能を最大限に発揮させるため、下塗りを行います。
これにより塗料の密着性が向上し、耐久性が高まります。
また、屋根材がスレートの場合には雨水の排水をスムーズに行えるようにするための縁切り作業を行います。
⑦塗装(中塗り・上塗り)
下塗りの後、中塗りと上塗りを行います。
通常2回塗りで仕上げますが、屋根の状態や使用する塗料によっては3回塗りすることもあります。
屋根塗装のタイミング
屋根塗装は10年に一度を目安に行うと良いとされていますが、劣化のスピードは建物の立地や気候、周辺環境などによって左右されるため、実際には屋根に劣化症状があるかどうかを定期的に点検することをおすすめします。
陸屋根の場合
ほぼ水平な陸屋根の場合は、通常の塗装ではなく防水工事が必要です。
陸屋根は雨水が溜まりやすく、雨漏りのリスクが高いため、完全に劣化する前に防水層を構築するメンテナンスが推奨されます。
屋根塗装は家屋の寿命を延ばし、資産価値を維持する重要な工事です。
適切なタイミングで専門業者に相談し、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
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