屋根工事に「屋根カバー工法」が選ばれる理由とは?メリット・デメリットから「屋根葺き替え工事」との違いまで詳しくご紹介!
更新日 : 2024年08月12日
更新日 : 2024年08月12日
スレート屋根や金属屋根材「ガルバリウム鋼板屋根材」などの屋根材に定期的に必要となるメンテンナスが、屋根塗装メンテナンスです!
しかし、一般的にスレート屋根の耐用年数は15~20年程度、ガルバリウム鋼板屋根材は25~35年が目安と言われており、屋根材にも寿命が存在します(>_<)
寿命を迎えた屋根材や屋根下地材は、塗装メンテナンスで復旧を行う事は出来ません!
そうした中、近年屋根のリフォーム方法として人気を集めているのが、「屋根カバー工法」です(#^^#)
この記事では、屋根カバー工法の特徴やメリット・デメリットと併せて、屋根葺き替え工事との違いまで詳しい情報を解説させていただきます!
屋根カバー工法の特徴・メリットとは?
まず、屋根カバー工法とは「既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する工法」で、特に費用対効果が高いという理由から多くの住宅で採用されています!
この方法の大きなメリットの一つは、既存の屋根を撤去する必要がないため、解体掛かる手間や廃材処理のコストが削減できることです(#^^#)
解体に掛かる人件費などの費用を抑えることができ、さらに廃材がほとんど出ない事から環境にも配慮された工事方法と言えます!
また、施工期間中はいつもと変わらない生活が遅れる上に施工期間が短いため、住宅への影響が少なく済むことも大きな特徴です。
さらに、新しい屋根材を被せる様に設置する為、屋根の耐久性や防水性能をアップさせた上での断熱性・防音性の向上にも繋がります!
室内の快適性が増し、特に「金属屋根材」にご心配される事の多い雨音や温度変化の低減にも繋がりますので安心です。
また、一般的に既存の屋根にアスベスト含有屋根材が使用されている場合、撤去には特別な方法が必要となりますのでその費用は高額になりがちです(>_<)
屋根カバー工法であれば、古い屋根材をそのままにしておけますので、アスベストの撤去費用を必要とせずに屋根のリフォームを行う事が出来ます!
しかし、屋根カバー工法には注意点もありますので、以下に詳しくご紹介いたします(^^)/
屋根カバー工法のデメリット
屋根カバー工法には、いくつかのデメリットが存在します。
まず、問題として挙げられるのが、「屋根の重量増加による耐震性への不安」です(>_<)
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねて使用する工法であることから、屋根全体の重量が増すことは避けられません!
屋根の重量は、重ければ重いほど地震発生時のお住まいの揺れは大きくなる傾向にあります。
新規屋根材に「ガルバリウム鋼板屋根材」や「アスファルトシングル」等の軽量な屋根材の種類を選定する事でその影響は最小限に抑えられますが、特に地震が多い日本ではご心配をされる方も多いのではないでしょうか。
特に古い耐震基準で施工された築年数が経過したお住まいへの施工には、慎重になる必要があります!
次に、既存の屋根がひどく劣化している場合や、野地板や屋根の下地が腐食している場合には屋根カバー工法が適用できないこともあります。
屋根カバー工法は防水紙や屋根材のメンテナンスを行う事が出来ますが、屋根の構造部・屋根材の固定先である「野地板」の復旧は出来ません!
野地板・屋根の下地材が著しく劣化・損傷している場合には、葺き替え工事など他の方法を検討しましょう。
さらに、形状が複雑な屋根や凹凸が大きい瓦屋根への採用が出来ない点にも注意が必要です!
最後に、将来的な屋根のメンテンナンスに与える影響にも注意が必要です!
屋根カバー工法を施した屋根はどうしても屋根内部の調査が難しくなり、さらに、一度屋根カバー工法を行った屋根に再度屋根カバー工法を施す事は出来ません!
将来的に大規模な修理が必要になった場合、二重になった屋根材を取り除く手間がかかりその分コストが増加してしまう可能性もあります。
メリットの多い屋根カバー工法ですが、上記の様なデメリットがることも念頭に置いておく必要があります!
屋根カバー工法がご自宅に適しているかどうかを慎重に判断しましょうね(^^♪
屋根カバー工法と屋根葺き替え工事の違いとは?
ここまで屋根カバー工法の特徴について詳しくご紹介させて頂きましたが、屋根カバー工法とよく比較される屋根リフォーム方法として挙げられるのが、「葺き替え工事」です!
屋根のリフォームをご検討されている場合、この2つの施工方法でお悩みになられている方も多いのではないでしょうか(・・?
まず屋根カバー工法は、ご紹介させて頂いた通り既存の屋根をそのまま残し、その上に新しい屋根材を重ねる方法です。
解体や廃材処理が不要なためコストが抑えられ工期・工事費用も短く済み、二重屋根になることで断熱性や遮音性が向上するという利点があります(^^)/
一方、葺き替え工事は既存の屋根材を完全に撤去し、新しく屋根材を設置します!
この方法では瓦やスレート(コロニアル)などの屋根材だけでなく、野地板や防水シートといった下地のメンテナンスも行えるますので屋根全体がリフレッシュされます。
そのため、野地板を含めたメンテナンスを行えますので、屋根の耐久性を構造部から回復させることが出来ます!
また、重い瓦屋根から軽量な金属屋根材に葺き替える事で、耐震性の向上や外観のイメージチェンジ可能な点も大きな魅力と言えます(#^^#)
ただし、屋根葺き替え工事は廃材の処理が必要で野地板のメンテンナンスも行う事から、屋根カバー工法と比較して価格が高く工期も長くなることが一般的です!
上記の様に屋根カバー工法と葺き替え工事はそれぞれ異なる特徴や利点・欠点を持っています。
建物の状態や予算などを検討した上で適切な工法を選ぶことがおすすめです!
まずは、信頼できる専門の業者・施工会社へご相談・お見積りを依頼してみましょうね(^^♪
屋根カバー工法の施工事例
もし、屋根カバー工法の施工に悩まれている方がおられましたら、実際に施工された屋根カバー工法の施工の流れをご確認下さい!
街の屋根やさんでは、屋根カバー工法による屋根リフォームの施工実績も豊富にございます!
以下は、習志野市で施工させて頂いた「屋根カバー工法」による屋根リフォーム事例となります(^^)/
ぜひご覧ください!
屋根工事に「屋根カバー工法」が選ばれる理由とは?まとめ
ここまで、屋根カバー工法のポイントやメリット・デメリットについて詳しくご紹介させて頂きました!
屋根カバー工法は施工期間・費用を抑えられる事が大きなメリットとなる一方、屋根が2重構造となる事を原因として地震発生時のお住まいの揺れが大きくなる可能性があります!
また、屋根下地材が著しい劣化が進行している場合や、瓦屋根をご使用されている場合には注意しましょう(>_<)
私達、街の屋根やさんは屋根カバー工法・屋根葺き替え工事など、様々な施工方法による屋根リフォームの実績が豊富にございます!
「台風により屋根が破損してしまったので火災保険を適用した屋根工事をしたい…」「屋根と併せて外壁や板金の修理を行いたい!」といった方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談下さい(^^)/
無料点検にお伺いさせて頂き、お住まいの症状に併せて最適な施工方法をご提案させていただきます!
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どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
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