【オシャレで高耐久】塗装要らずの金属屋根材「ジンカリウム」について解説!
更新日 : 2024年09月27日
更新日 : 2024年09月27日
近年、屋根リフォームで人気が高まっている金属屋根ですが、一言に金属屋根といっても様々な素材があります。
今回の記事では、金属屋根に用いられる建材の中から、「ジンカリウム鋼板」について解説します(^_^)/
ジンカリウム鋼板とは?
ジンカリウム鋼板は、アルミ55.0%・亜鉛43.5%・シリコン1.5%でメッキされた鋼板のことです。
他の金属屋根材と同じく軽量で耐久性が高いので、人気の素材です(^_^)/
ところで、上述したジンカリウム鋼板のめっき成分、どこかで見たことがある気がしませんか?
そう、金属屋根の代名詞ともいえるガルバリウム鋼板のめっき組成とほとんど同じ(0.1%の違い)なんです。
国産か海外産かで区別するのが一般的
ほとんど同じ成分のジンカリウムとガルバリウム鋼板ですが、それぞれが商標登録されており、鉄鋼メーカーによって呼び名が変わります。
「ガルバリウム鋼板」は日本製鉄株式会社(旧:新日鉄住金)の登録商標で、「ジンカリウム(ZINCALUME)」はオーストラリアのBlueScope社の登録商標です。
そのため、日本国内では国産の製品をガルバリウム鋼板と呼び、海外製の製品をジンカリウム鋼板と呼ぶ傾向があります。
さらには、海外製の金属屋根材の多くが表面に石粒をコーティングした石粒付き金属屋根であるため、石粒付き金属屋根材を総称して「ジンカリウム鋼板」と呼んでいます。
こちらのページでも、以降は「ジンカリウム鋼板=石粒付き金属屋根」として説明していきます(^_^)/
ジンカリウム鋼板のメリット
軽量で耐久性が高い
ガルバリウム鋼板と似た組成を持つジンカリウムですから、ガルバリウムと同じく軽量で耐久性に優れます。
屋根が軽い方が住まいの耐震性は高まるので、地震の多い日本に適した屋根材の一つと言えるでしょう。
メンテナンスが楽
表面に石粒が吹き付けられているジンカリウムは、塗装によるメンテナンスが不要です。
色あせもしにくいので、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。
意匠性が高い
メーカーによって、屋根のスタイルや好みに合わせて選べる多様なラインナップが用意されています。
クラシックな瓦風デザイン、モダンでシンプルな平板タイプ、洋風建築に合う金属屋根風デザインなど、自分の好みに合わせて幅広いデザインの中から選ぶことができます。
ジンカリウム製品紹介
ジンカリウム製の屋根材製品を紹介します。
街の屋根やさんでは、ディートレーディング社が販売している「ディーズルーフィング」シリーズをお勧めしています(^_^)/
雨風や火災に対して高い耐性があり、優れた屋根材として知られています。
ラインアップも幅広く、ディプロットマスター、エコグラーニ、ローマン、クラシックタイルなど、住まいの雰囲気に合わせたデザインを選ぶことができます。
もちろん、街の屋根やさんでも取り扱っていますので、屋根材にジンカリウム鋼板を使いたい、ディーズルーフィングに興味があるという方はお気軽にご相談ください。
その他にも、屋根を含めた住まいの外装に関するご相談や屋根の点検、雨漏り調査など、無料で承っています(^_^)/
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