【屋根塗装トラブル事例】悪質業者、施工不良に要注意!
更新日 : 2024年03月02日
更新日 : 2024年03月02日
粘土瓦やジンカリウムなど、一部の屋根材を除き、住まいの屋根は屋根塗装による定期的なメンテナンスが必要です。
塗装が劣化すると、スレートやセメント瓦などの屋根材であれば屋根材が雨水を吸収してしまい、反りやひび割れの元になりますし、金属屋根材ではめっき成分が消耗して錆が起こる原因になります(+_+)
雨漏りしない丈夫な屋根を維持するには屋根塗装が必要不可欠なのです。
一方、悲しいことですが屋根塗装を発端とするトラブルが絶えないのも事実です。
今回の記事では皆さんへの注意喚起として、屋根塗装にまつわるトラブル事例をご紹介します(^_^)/
縁切り不足で雨漏りの原因に。。。
スレート屋根の塗装では、スレートとスレートが重なる部分の塗膜を切る縁切り作業が必須です。
スレート屋根は元々、屋根材の内側に入り込んだ雨水を排出するための隙間が設けられています。
しかし、塗装を行うことで塗料が隙間を覆ってしまい、雨水や蒸発した水蒸気が排出できなくなってしまい、将来的に雨漏りの原因になってしまうのです(+_+)
そのため、タスペーサーと呼ばれる道具を隙間に挿入して隙間が塞がらないようにするか、塗装後にスクレーパーやカッター等で塗膜を切る「縁切り」を行う必要があるのですが、いい加減な業者に当たってしまうと、コストカット目的で縁切り工程を省かれてしまうことがあります。
街の屋根やさんへ雨漏り修理をご依頼いただいた方の中にも、縁切り不足が原因で雨漏りしてしまった事例がいくつもあります。
ノンアスベストスレートへの塗装
スレート屋根材の中には、ノンアスベストスレートと呼ばれる種類のものがあります。
法令によって建材へのアスベスト使用が禁止された頃に販売された製品で、ニチハのパミールやクボタのコロニアルNEOなどが該当します。
これらの屋根材は耐久性に欠陥があり、施工から10年程で屋根材が著しく劣化してしまいます。
屋根材自体が脆くなるので、塗装しても屋根材ごとひび割れや剥離を起こししまうため、屋根塗装が意味を成しません。
知識や経験の少ない業者だと、屋根材製品の特長を知らずにノンアスベストスレートであっても塗装してしまうことがあり、後々トラブルになってしまう事例が良くあります。
雨漏り修理目的での屋根塗装
雨漏りを直したいという依頼に対し、屋根塗装を提案する業者がいます。
一見、費用が安く頼みたくなってしまうかもしれませんが、ぐっと我慢してください。
雨漏りは屋根塗装では直りません。
雨漏りの原因の多くは、屋根材の下地として設置されている「ルーフィング(防水紙)の劣化・破損」です。
雨水の入口が屋根材のひび割れなどであった場合、確かに塗装によってひびが補修されるので一時的には雨漏りが止むかもしれません。
しかし、根本的な解決がなされていないので、すぐに再発してしまうでしょう。
屋根塗装のトラブルを防ぐために
屋根塗装のトラブルを防ぐためには、住まいの屋根材の種類・特徴を把握しておくこと、正しい施工を行ってくれる業者を選定することが大切です(^_^)/
住まいに使われている屋根材は新築時に納品される仕様書に記載されていますので、チェックしてみましょう。
書類を紛失してしまった場合には、一度専門業者に確認してもらうとよいでしょう(^_^)/
業者の選定については、複数業者に相見積もりを取ることが大切です。
その上で工事内容や金額を比較し、信頼できる業者を選定するのです。
金額だけでなく、工事内容までしっかりとチェックすることが大切です(^_^)/
もし、屋根のお悩み・お困りごとがある方は、街の屋根やさんへお問い合わせください!
住まいの点検・工事の見積りは無料ですので、お気軽にご相談いただけますよ♪
関連動画をチェック!
屋根塗装が雨漏りを引き起こす!?スレート屋根の方は必見!【プロが解説!アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。
屋根塗装に関連する新着ブログ
屋根リフォームで暑さ対策!快適でエコな住まいを実現しよう!
セメント瓦とモニエル瓦の見分け方: 屋根のプロが教える簡単な識別法
屋根塗装のプロが選ぶ!おすすめ塗料4選とその特徴
屋根塗装に関連する新着施工事例
屋根塗装を行ったお客様の声一覧
習志野市藤崎にて屋根の点検、Y様にアンケートにご協力いただきましたのでご紹介いたします
Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
築30年経過し、屋根材の耐用年数等について不安があった。
Q3.弊社をどのように探しましたか?
インターネット
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
ホームページ拝見後、直ぐに問い合わせをした
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
・インターネットの口コミ ・御社ホームページの丁寧な説明
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
丁寧かつ誠実に対応して頂けました