木更津市大久保にてセメント瓦を調査 築30年近くでのメンテナンスは葺き替えをおすすめします
更新日 : 2024年03月01日
更新日 : 2024年03月01日
木更津市大久保にお住まいのお客様より、瓦屋根の点検・お見積りのご依頼をいただき現地へ伺いました。点検結果についてご報告いたします (^_^)/~
瓦屋根は、素材で分けると「粘土」や「セメント・乾式コンクリート」に分けられます。
粘土瓦は高温の窯で焼いて生産しており、表面は釉薬(ゆうやく/うわぐすり)によってコーティングされツルツルしている「釉薬瓦」や、燻して炭素膜が着けられた「いぶし瓦」があります。
セメント瓦は、一般的な瓦とよく似ていて、ほかにも波型や、平らなフラットタイプもあります。お客様宅の屋根は、日本瓦とよく似たセメント瓦でした。
セメント瓦の屋根
一部の鬼瓦が破損していました。鬼瓦の破片は屋根上に残っていたため、落下による二次被害などは無かったそうで何よりでした。残っている鬼瓦も落下する危険があるため、早めの処置が必要な状態でした。
鬼瓦と棟瓦の接合部に施されていた漆喰は剥がれてしまっていました。屋根瓦と棟部分の漆喰も剥がれ、内部の台土(葺き土)が露出している状態でした。
セメント瓦の塗膜が剥がれ
入母屋部分を確認すると、ほかの瓦よりも紫外線や雨風の影響を受けにくかった位置では、部分的に塗膜(塗料)が残っている瓦がありました。
セメント瓦は、経年で徐々に色褪せてきます。塗膜が落ちてしまうと、瓦自体のセメント素材が表面に露出してザラザラとした状態になり、苔(コケ)が発生しやすくなります。
別部分も確認
棟部分は全体的に漆喰が剥がれ、台土(葺き土)に直接雨風が当たる状態になっていました。ポロポロと崩れている箇所もあり、雨漏りに繋がる恐れがあります。また、1か所ですが瓦が割れていましたので、やはり雨漏りのリスクが高い状態です。
セメント瓦の耐用年数は30年~40年位ですが、現在はセメント瓦の製造がほぼ終了しているため、破損等で交換が必要になった場合、在庫の有無によりメンテナンスの選択肢が限られます。
築20年以上になる場合は、下地の防水紙も寿命を迎えています(耐用年数は種類や環境により異なるが大体20年)。このことから、セメント瓦のメンテナンス方法は下地材(防水紙・野地板)から手入れが出来る「屋根の葺き替え」がベストとなります。
私たち街の屋根やさんでは、セメント瓦のメンテナンスも数多く承っております。まずは、お気軽に無料の現地調査をご依頼ください (^^)/
木更津市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
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