見えないけれど大事な野地板!野地板合板の特徴やバラ板の補強など重要ポイントを解説
更新日 : 2024年01月29日
更新日 : 2024年01月29日
野地板は屋根を構成する上で欠かせない重要な下地材を指すのですが、普段は外部から見ることができないためあまり存在を意識したことはないかもしれません(^▽^)/
しかし屋根材のシェア率が変わってきているように、見えない部分で野地板も時代に合わせてその形を変えており、今では『野地板合板』と呼ばれる種類が採用されています。
「そんなに重要なら野地板合板はどんなものか知りたい」という方向けに、今回は野地板合板の役割やメンテナンス・特徴についてご紹介いたします!
野地板の役割
野地板は屋根材と防水紙のさらに下に位置している、土台のような役割の木材です。
野地板が無ければ骨組みだけになってしまいますので、屋根材を取り付けられませんし防水紙も敷くことができません。
屋根を構成する上で欠かせないということが分かりますね(^▽^)/
野地板には大きく2種類が存在します!
一般的なお住いの野地板として、大まかに2種類に分けてご説明させていただきます(*^^)v
●野地板合板(構造用合板)
さっそく登場の野地板合板です!
野地板合板は、建物の屋根や床などに使用される木材の一種です。
野地板合板としては一般的に構造用合板と呼ばれる合板が使用されます(^▽^)/
一般的なサイズは910mm×1820㎜で、厚さは12㎜のものがよく使われます。
ただし、厚みは上に乗せる予定の屋根材の重さなどによって調節する場合もあります。
構造用合板は後述するバラ板よりも耐久性が高く、屋根の強度を増すために増し張り工事が行われることもあるんです(*^^)v
構造用合板は耐震性や耐風性を向上させるために頑丈なものとなっていますので、近年ではこちらの合板がほとんどの戸建てで使用されています。
●バラ板
築年数の経過したお住いですと、以前によく採用されていたバラ板タイプの野地板であることが多いです。
バラ板は杉の木がよく使用され、その名の通りバラバラの板で構成されています。
隙間が多く存在していますが、これはわざとです。通気のための隙間を用意することで染みた雨漏りや発生した湿気が野地板を傷めないようにしていたのです。
現在では防水紙の性能などが向上したことにより、バラ板による通気が無くとも湿気で傷んでしまうことはなくなったため、より強度が強い構造用合板が使用されています。
隙間を塞いでしまっても問題ないことや、バラ板が使用されていた場合かなり長期間使用されていることが予想されますので強度を増すために構造用合板を増し張り(重ね張り)する形で施工することが多いです(*^^)v
まとめ
こうしてみると構造用合板が今ではほとんど主流となって使用されていることが分かりますね(^▽^)/
屋根や床に使用される野地板合板は、建物の耐久性や安全性に大きく影響するため、定期的なメンテナンスが必要です。
ですのでお気軽にご相談ください!
野地板のメンテナンスは屋根材や防水紙を撤去する必要がある為、必然的に屋根葺き替え工事を行うタイミングになります。
私たち街の屋根やさんでは、下記の金額が葺き替え工事の参考価格となっておりますので、ぜひご参考にしてみてください!
・瓦屋根の葺き替え工事(税込20,900円/㎡~)
・コロニアル屋根の葺き替え工事(税込14,850円/㎡~)※ノンアスベストの屋根材の場合です。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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