瓦屋根を軽量化!乾式工法で耐震性UP!
更新日 : 2024年01月23日
更新日 : 2024年01月23日
日本家屋の伝統的な屋根として古くから親しまれてきた瓦屋根ですが、昨今ではどんどん施工数が減少しています(+_+)
原因はズバリ、瓦屋根の重量でしょう。
屋根材の中で最も重量が重く、約30坪ほどの住宅で約5tもの重量になります。
瓦屋根が好きだけど、軽量化させるために泣く泣く他の屋根材に葺き替えたという方も多いのではないでしょうか?
今回のブログでは、瓦屋根のままで屋根の重量を軽量化させる方法を紹介するので、気になる方はぜひご参考ください(^_^)/
なぜ屋根を軽くするの?
瓦屋根の住宅が減っている一番の原因はその重量です。
ですが、なぜ屋根の重さがネックになるのでしょう?
答えは「耐震性」にあります。
屋根が重いと住宅全体の重心が高くなり、地震の揺れによる影響が大きくなります。
地震災害の多い日本では、住宅の耐震性はとても重要な要素です。
そのため、耐震性を高めるという目的で瓦屋根離れが起こっているのです。
瓦屋根の軽量化
瓦屋根を軽量化する方法は、屋根材を変える以外にもあります(^_^)/
ポイントになってくるのは「瓦屋根の施工方法」です。
瓦屋根の施工方法には、「湿式工法」と「乾式工法」の2種類があります。
・湿式工法(土葺き工法)
粘土や漆喰など水分を含んだ建材を使用して瓦を固定する工法
・乾式工法(引っ掛け桟工法)
木材や金具を使用して瓦を固定する工法
なんとなくイメージできるかと思いますが、乾式工法で施工した方が屋根の重量は軽くなります。
現代では乾式工法で施工されるのが主流ですが、築年数が経過したお住まいの中にはまだまだ湿式工法で施工されている屋根も多くあります。
そうした場合、瓦はそのままで湿式工法→乾式工法へと葺き直すことで瓦屋根を軽量化できるのです(^_^)/
後に紹介する軽量瓦と乾式工法を組み合わせれば、30坪ほどの住宅で約2t程に抑えることができます。
湿式工法の日本瓦屋根が5tと考えると、その重量は半分以下です(*^^)v
軽い・割れないハイブリッド瓦「ROOGA」
ケイミュー社が販売しているROOGAシリーズ(雅[みやび]、鉄平[てっぺい])は高い耐久性、瓦屋根の外観を維持したまま陶器瓦の半分以下の重量を実現したハイブリッド瓦です。
地震は怖いけど、和風な瓦屋根が良いという方にはうってつけの屋根材と言えるでしょう。
まとめ
耐震性の問題から、瓦屋根離れが進んでいますが、瓦屋根のままでも屋根を軽量化して耐震性をアップさせる方法は存在します(^_^)/
街の屋根やさんは、数多くの瓦屋根を施工してきた経験・知識から、お客様の要望をかなえるために最適なリフォームプランを提案いたします。
「最近地震が多いから、屋根の重さが心配」
「耐震性は気になるけど、瓦屋根のままがいい」
こういったお悩み・ご要望をお持ちの方は、ぜひ一度街の屋根やさんへお問い合わせください(^_^)/
関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。