市原市椎の木台にて屋根調査 軒天の腐食原因は箱樋?
更新日 : 2023年07月08日
更新日 : 2023年07月08日
市原市椎の木台にお住まいのお客様より、屋根点検・お見積りのご依頼をいただき現地へ伺いました。今回は「軒天:のきてん」部分についてご報告します。軒天は、外壁から外側に張り出している屋根部分の天井になります。「軒裏:のきうら」などとも呼ばれ、下から屋根を見上げたときに見える部分です。その多くは、白い塗装で仕上げられています。
軒天の状態
軒天のベニヤが激しく剥がれている状態でした。ベランダ下の軒天の場合、ベランダの排水口が詰まったり、防水層のヒビ等で内部に雨水が入り込み、このような症状に繋がることはありますが、お客様宅の軒天の上にベランダはありませんでした。外壁に近い部分より、軒先に近い部分の傷みがひどい状態でした。さらに詳しく見ていきます。
箱樋(はことい)部分から雨漏り
軒先を確認すると、軒天の内側から竪樋(たてとい)が出ていました。よく見かけることのある軒樋(横樋)は、軒先に沿うように外側に取り付けられています。これに対し「箱樋」は、屋根の中に取り付けており「内樋」とも呼ばれています。主に美観を良くするために内側に入れて取り付けられますが、住宅が密接している等の立地状況から箱樋にされる場合もあるようです。
箱樋は、外からは見えないのでご存じない方も多いかもしれません。外側に取り付けられた軒樋(横樋)の場合は、ゴミ詰まり等で雨水があふれると異変に気づけますが、箱樋の場合は気づかない事が多く、そのまま放置すると雨漏りに繋がるケースもあります。また、箱樋の上に蓋があるような構造のため、ゴミが風で飛んでいってくれることも無いため、雨樋が詰まってしまうと雨水がオーバーフローする事で屋根の下に雨水が回り込んでしまいます。
別の位置の軒天も確認
建物の反対側の軒樋も確認しましたが、こちらも箱樋となっていました。内部に雨水が溜まり、軒天が腐食している状態でした。また、霧除け部分の軒天にも剥がれが発生していました。軒天の修繕工事方法には「重ね張り」・「張り替え」・「塗装」のメンテナンス方法があります。今回は、軒天の状態から「張り替え」のご提案となりました。既存の軒天を撤去し、新しい軒天の「ケイカル板」を張っていく方法となります。内部を確認し、状態により下地材の補修・補強も行います。
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