木更津市羽鳥野にて棟板金が飛散した屋根の調査 台風に備え早めのメンテナンスが大切です
更新日 : 2023年07月04日
更新日 : 2023年07月04日
木更津市羽鳥野にお住まいのお客様より、強風で棟板金が剥がれてしまったとのご連絡をいただき現地へ伺いました。ここ数年、台風を思わせるような強風や、集中豪雨が発生することが多くなっています。小さな破損や不具合でも、症状が悪化することで大掛かりな工事が必要になってしまう場合もあるため、出来る限り早めのメンテナンスが大切です。私たち街の屋根やさんでは、軽微な補修工事から承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
屋根の状態を確認
2階の大棟から下っている「隅棟:すみむね(下り棟)」の板金が剥がれ、内部下地の「貫板:ぬきいた」が露出している状態になっていました。貫板の一部は棟板金と一緒に剥がれてしまっていました。これによるお怪我等がなかったとのことで何よりでした。
屋根表面の塗装が劣化して、色褪せている状態でした。うっすらとオレンジ色の苔も発生していました。塗装が剥がれてくることで、防水性が損なわれるため、スレート屋根は10年~15年を目安に定期的な塗装メンテナンスが必要です。
貫板の劣化
下地材の貫板は、木材が使われていることが殆んどです。木材は水分による腐食や、経年により徐々に痩せてくるため、亀裂が入ったり腐食が悪化すると、もろくなり崩れてくることもあります。棟板金は、側面から内部の貫板に向かって釘で固定していますが、木材の劣化で固定が緩くなってくると、釘が浮き出てきたり、棟板金自体が浮いて屋根と隙間が開いたりします。度重なる強風で徐々に隙間が広がったり、そこへ強風が吹き込み剥がれに繋がります。
樹脂製の貫板がおすすめです
飛散していない箇所の棟板金も確認したところ、釘浮きが発生していました。飛散した部分と同じように、貫板の木材が劣化しているため、出来ればすべての箇所の棟板金のメンテナンスがおすすめです。棟板金交換をされる際は、木材の貫板ではなく樹脂製の貫板がおすすめです。
樹脂製貫板はプラスチック製のため、水分による腐食や痩せも無く、アルミ芯を一体成型してるものもあり耐久性に優れているだけでなく、しっかり固定できるため釘の保持力が高くなります。木材に比べると、少々金額が高くなりますので、屋根カバー工法や屋根の葺き替えの際には、長寿命な屋根材と併せて樹脂製貫板をご使用されるのがおすすめです。近年では、棟板金の下地材だけでなく、桟木等でも樹脂製品を使用されることが増えてきています。
参考価格
●棟板金SUSビス増し打ち工事:1,650(税込み)/m~
●棟板金交換工事:6,050円(税込み)/m~ ※棟の位置等により変わります
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