台風などの自然災害でお住まいに被害があった場合の火災保険申請について
更新日 : 2023年06月08日
更新日 : 2023年06月08日
先週は台風2号の影響や、線状降水帯などによる大雨や強風被害のニュースがたくさん流れていました。その後すぐに発生した台風3号や梅雨前線も加わり、今後の動向が気になるところです。今回は、火災保険を使用する場合の流れなどを簡単にご説明します。
火災保険とは
●火災保険は、損害保険の一種で、地震(津波、噴火)以外の自然災害などで生じた建物や家財の損害(被害)を補償する保険です。補償対象は「建物のみ」・「家財のみ」・「建物+家財」の3種類から選ぶことができます。
●保険期間内であれば利用回数に制限はなく、損害を受けた場合は何度でも申請が可能です。保険金の請求期限は保険法で3年とされていますが、保険会社によって、個別に異なる請求期限を設けている場合もあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
火災保険を使用する場合の工事の流れ
①点検・見積りのご依頼:火災保険のご使用を希望されていることをお伝えください
②現地調査、見積りご提示:現地調査後、数日お時間をいただき保険会社提出用のお見積り、写真をお客様へご提出します
③火災保険会社へ申請書類を提出:お客様にて保険会社へ書類をご提出いただきます
④火災保険会社による審査、結果報告:保険の審査結果が(お客様へ)届きます。(見積内容について見積り作成業者(担当)へ問合せがある場合もございます)
※経年劣化と判断された場合は、保険金が出ません
⑤保険金の入金:保険会社からお客様の口座へお振込みとなります
※工事をされるかどうかご判断いただけますが、保険会社の契約内容に「復旧義務が明記」されている場合は、修理を行う必要がありますのでご注意ください。
⑥工事のご依頼・・お客様より施工業者へ工事依頼
※補償される金額により、工事内容をご検討されているお客様は、保険適用が決まってから工事契約をされることをおすすめします
雨漏りは火災保険の適用対象?
雨漏りについて「火災保険で直せますか?」というお問合せをいただくことも多いです。保険の適用対象になるかどうかは発生原因によります。「台風」や「強風」、「雹」や「雪」で建物が破損した箇所から雨漏りが発生した場合は火災保険の補償対象となります。※最終的に判断・決定するのは保険会社となります。
以下は補償対象外です
●雨漏りにかかわらず、3年以上経過している場合
●屋根や外壁などの老朽化(経年劣化)が原因の雨漏り
●もともと施工不良があったり、太陽光パネルの設置、屋根塗装したことで発生した雨漏り
など
私たち街の屋根やさんでは、火災保険を適用した復旧工事も、これまで数多く承っております。経験豊富なスタッフがご対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

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