八街市八街い にて釉薬瓦の調査 大棟の歪みが悪化する前にメンテナンスをおすすめします
更新日 : 2023年02月26日
更新日 : 2023年02月26日
八街市八街い にお住まいのお客様より「棟が歪んでいるので見積りを取りたい」とのご連絡をいただき、現地へ伺いました。屋根は、きれいな色の釉薬瓦でした。釉薬(ゆうやく)は、陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のことで、釉薬瓦または「陶器瓦(とうきがわら)」と呼ばれています。釉薬により、艶(つや)や様々な色のバリエーションが可能で、つやつやした瓦は釉薬瓦です。耐用年数は50年以上で、経年により多少の色褪せはあります。瓦自体は長寿命ですが、漆喰などは定期的なメンテナンスが必要です。
大棟が沈むように歪んでいました
熨斗瓦が3段+冠瓦の棟瓦に歪みを確認しました。棟瓦の歪みは、上から見たときに通常真っすぐな冠瓦が蛇行したようになっていることが多いかもしれません。今回の屋根は、棟が沈むように歪んでいました。詳しく見ていきます。
漆喰劣化によるズレ発生
大棟の端部分(大棟巴)の漆喰の隙間から棟土(台土)が流出していました。そのため、番線(針金)も緩んでいる状態です。棟を確認すると、熨斗瓦がいたるところでズレていました。熨斗瓦(のしがわら)は短冊型の瓦で、棟部分に降ってきた雨水を屋根面に流し、棟の下地に雨水が侵入させない役割をしています。
経年により、棟土や熨斗瓦を積む際に使われている葺き土(漆喰)が劣化し剥がれたり流れ出てしまうことで、番線(針金)の固定も緩んできてしまいます。番線自体も経年劣化しますので、強風や地震などの揺れに耐えきれず千切れてしまうこともあります。
瓦は1枚ズレただけでも、徐々にバランスがくずれてきますので、出来るだけ早めの対応が必要です。点検の結果、棟瓦の取り直し工事のご提案となりました。棟瓦取り直し工事は、18,150円(税込み)/m~より承ります。 ※3段まで(棟の段数、場所(下り棟/親棟)により変わります)
そのほか気になるところ
瓦の端部分に凍害のような症状が多く見受けられました。瓦の土の素地がむき出しの状態なので、雨水を吸いこみ、どんどん脆くなってしまいます。瓦に含まれた水分が、気温が下がった時に「凍る」、その後「溶ける(溶解)」を繰り返すうちに、ひび割れやクラックに発展してしまいます。
また、軒天の劣化もありました。コーナー部分はいろいろな方向から直接雨風が当たりますので、傷みやすい部分です。水分を含んでふやけた感じになっているため、軒天が剥がれてきたり腐食が進んで穴が開いてしまうという可能性もあります。棟瓦の取り直し工事の際に、併せて部分補修をおすすめします。足場が必要な工事の場合、併せて行えるメンテナンスも実施されると足場の有効活用になります。軒天張り替えは、10,450円(税込み)/㎡~より承ります。
私たち街の屋根やさんでは、引き続き新型コロナウイルス感染予防のため、手指の消毒・マスク着用等の徹底をおこない、訪問時もご安心していただけるよう努めております。
記事内に記載されている金額は2023年02月26日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。

八街市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!

関連動画をチェック!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
街の屋根やさん千葉中央支店
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒261-0023
- 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンCB棟3階
街の屋根やさんは千葉県以外にも東京都、神奈川県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方の地域の街の屋根さんをお選びください。
