市原市南国分寺台にて貫板ごと剥がれた棟板金を確認しました
更新日 : 2023年01月07日
更新日 : 2023年01月07日
市原市南国分寺台にて実施した屋根調査についてご報告いたします。棟板金が剥がれてしまったということで点検・見積りのご依頼をいただきました。スレート屋根の場合、10年～15年を目安に定期的なメンテナンスが必要です。耐用年数が同じくらいの部位・部材については、併せてメンテナンスを実施されることをおすすめします。
屋根の状態を確認
棟板金が下地の貫板（ぬきいた）ごと剥がれてしまっている状態でした。貫板の一部が残っていますが、水分を含み劣化していることが分かります。
棟板金の下地には、貫板という木材や樹脂製の部材が使用されています。新築時には、木材の貫板を使用していることが多く、メンテナンスで樹脂製品に交換されることが増えています。
別位置の棟板金も劣化が・・
残っている棟板金も全て確認してみると、釘浮きだけでなく、棟板金の錆が進行している状況でした。棟板金は、ガルバリウム鋼板が使用されていますので、昔からあるトタンに比べると、耐用年数も長く丈夫です。しかし、表面の塗装が剥がれてきたり、傷がついてしまうと、そこから赤錆が進行してしまいます。また、アンテナの足等からのもらい錆びをしてしまうこともあります。
屋根カバー工法のご提案
大棟と下り棟の接合部のシーリングが劣化している状態でした。また、塗装が劣化したため、屋根全体には苔が発生している状態でした。苔により屋根の水はけが悪くなり、スレート材自体が傷み、ヒビや反りといった症状に繋がってしまいます。点検の結果、屋根カバー工法のご提案となりました。屋根カバー工法の場合、棟板金が全交換されますので、安心ですね。
私たち街の屋根やさんでは、引き続き新型コロナウイルス感染予防のため、手指の消毒・マスク着用等の徹底をおこない、訪問時もご安心していただけるよう努めております。
参考価格
●屋根カバー工法：767,800（税込み）～ 切妻屋根／60㎡の既存屋根を金属屋根でカバーした場合
今までの屋根の上に屋根を重ねてカバーします。重ね葺きとも呼ばれる工法です。
市原市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております！
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