君津市で屋根調査依頼、U瓦のカバー工事のトラブル
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
2015年2月11日更新
君津市にお住まいのK様から屋根の調査のご依頼をいただきました。
以前はコロニアル(薄型スレート)屋根でしたが、雨漏りをしたのを契機に10数年前に今の屋根に
したそうです。
メーカーさんの営業だったので安心していたとのことですが雨漏りの心配と屋根が一部落下しているようなので
見て欲しいとのお問い合わせにお伺いしました。
お客様のご希望通り、まずは屋根の調査です。
セキスイで発売していたU瓦という商品でカバー工事をしていました。
この屋根材は、色々とトラブルがあり、補修や交換のご希望を多く頂く屋根材です。
メーカーも早々に発売中止していますし…
屋根の状況確認をしました。
軒先の棟瓦が一部飛散して欠落しています。
なんとそこには藁が。(鳥が巣を作った形跡です)
外れた箇所からは昔の屋根材が覗いています。
良くない状況です。
その他の箇所にもひび割れが多数見えます。これもこの屋根の特徴といえば特徴です。
残念ですが、U瓦を撤去して新しい屋根をカバーする方が得策と言えます。
もう一つ、気になったことが。
外壁のクラックです。
通常クラックというのは0.3mm未満のヘアークラックとそれ以上の構造クラックに2分して考えます。
構造クラックの場合は雨漏りの可能性が高く、補修も簡易補修ではなく、しっかりとした補修をご提案しています。
モルタル材の場合はエポキシ樹脂を注入したり、一部カットしてモルタルの再施工をしたりと状況によって
工事の内容をかえてご提案をしています。
K様の外壁はモルタルなのですが、クラックというより、ひび割れと言ったほうが良いでしょう。
完全に雨水が内部に入っています。
下地や防水用の紙がどこまで生きているかによっても建物のダメージは変わってきますが
このまま放置することは明らかに寿命を縮めることになります。
お客様に内容と状況をご説明し、必要な工事のご提案をいたしました。

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Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
知り合いが居れば相談させて下さい。