パーゴラとは?パーゴラの種類とDIYやアレンジ、活用方法をご紹介
更新日 : 2021年07月07日
更新日 : 2021年07月07日
この記事はパーゴラについてご紹介いたします。
おおよそ5分程度で読むことができます。
パーゴラとは何かご存じでしょうか?知らないし聞いたこともないと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日はパーゴラについてやDIY、アレンジや活用方法についてご紹介いたします。
パーゴラとは
テラスやウッドデッキの上部に木材やアルミで組む屋根・棚の事を指します。雨を避けるための屋根というわけではなく、植物を絡ませたりし日陰を作ったり、インテリア性が高く、庭をおしゃれに見せるために設置している方も多いのではないでしょうか。
パーゴラは、日本では昔から藤棚と呼ばれており、主に公園などのベンチの上に取り付けられているのを見かけたことのある方は多いかと思います。ちなみに、もともとイタリアではぶどう棚を指した言葉でもあったようです。
パーゴラを設置するメリット・デメリット
パーゴラを設置するメリット
・植物を絡ませることができる
藤などのさまざまな植物を這わせて楽しむことができます。藤の花のように下へ垂れる植物にはパーゴラが向いています。花が咲く時期と葉だけの時期で印象が変わり、季節ごとにさまざまな表情を楽しむことができます。
・日陰ができる
ウッドデッキにパーゴラを設置すると日陰ができます。パーゴラは屋根ではないので完全に日光を遮ることができませんが、日光と日陰の両方を楽しむことができ、春や秋には最適なのではないでしょうか?
・デザイン性
お庭にパーゴラを設置すると、お洒落な印象になります。
パーゴラのデメリット
・完全に日光を遮ることができない
屋根ではないため、完全な日陰を作ることができません。
・雨除けができない
雨除けをしたい場合はパーゴラではなく屋根の設置が必要です。
・メンテナンスが必要
何かを設置すればもちろんメンテナンスが必要になります。木製のパーゴラは塗り直しが必要になるため、定期的なメンテナンスが面倒と考える方にはあまり向いてないかもしれません。
パーゴラの種類
パーゴラは主に2つの種類があります。
・独立型のパーゴラ
ウッドデッキや縁側の無い純粋な単体のパーゴラになります。ガーデニング好きの方は屋根などにツルなどの植物を這わせて建てたりしています。日よけやタープなどと組み合わせて室内に設置し、インテリアとしても用いられています。
DIYでの設営をする際は所要時間が短縮されます。
・ウッドデッキ一体型パーゴラ
ウッドデッキが一体型になっているパーゴラです。夏の時期などの日差しが強い、暑いときは屋根部分にタープなどをかけ、日陰棚を作りウッドデッキ上でバーベキューなどをするご家庭も多いのではないでしょうか。
DIYとしてウッドデッキ一体型のパーゴラを設置する場合は独立型のパーゴラよりも所要時間が長くなります。
ちなみにパーゴラの主な素材は以下のようなものがあります。
・天然木
お庭に一番マッチしやすいのが天然木です。加工が比較的簡単ですので、DIYに特に向いています。しかし、白アリが発生する可能性もありますので、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
・樹脂
主にプラスチックで作られているものを指します。色は白が多く、リゾートガーデンのようなデザインにすることが可能です。材料は軽いものが多いです。
紫外線の影響を受けやすく、加工性が高くないという点はデメリットとして言えるでしょう。
・アルミ
壁付けタイプになるとほぼアルミ製となります。木目調のラミネートを貼ったおしゃれなタイプが特に人気で、サビに強いためメンテナンスがほとんどいらないことがメリットとして上げられますが、性質上、堅いデザインとなりやすく、値段も高めになります。
・鉄
イングリッシュガーデンと相性の良い素材で、線が細く複雑な造形にも対応しています。中国製の商品が多く、価格は比較的安く購入することができますが、サビが発生しやすいため、さび止めなどのメンテナンスは必ず必要となります。
パーゴラのDIYについて
パーゴラのDIYは行うときは設置する場所を決め、まずは設計図を作ることがおすすめです。最初にきちんと設計図を描くことで材料の不足や組み立てのゆがみを回避できます。
①材料の加工
必要な材料を購入したら、まずは加工を始めます。
パーゴラを支える柱を束柱、束柱で作る四角形の長辺に渡す気を横木、横木と横木の間に均等に並べる木を垂木といいます。
垂木と横木の組む箇所に丸ノコで欠きを入れていきます。
②塗装
防腐、防虫のために木材を塗装していきます。
横木には垂木を取り付ける位置を割り付けて印をつけておきましょう。
③基礎作り
基礎のサイズに合わせて地面を掘ります。
底に砕石を敷き、突き固めます。砕石を安定させるためにモルタルを入れその上に束石を置きます。この際にモルタルが柔らかいと基礎が沈んでしまいますので気を付けましょう。
全ての束石が同じ高さになれば束石の周りにモルタルを流し込んで埋めていきます。
④束柱を立てる
束石に束柱を立てていきます。この際に必ず垂直にたてるように心がけましょう。
横木はまず束柱に仮留めを行い、横木の水平と束柱の垂直が確認でき問題なければ各部を完全に固定していきます。
束石と束柱の隙間にはモルタルを流し込んで固めていきます。
⑤横木を設置
モルタルが乾いたら横木に垂木を組み合わせ、金具とコースレッドで固定し完成になります。
パーゴラのアレンジと活用方法
パーゴラにバラをからませてイングリッシュガーデン風にしてみたり、布を張ったりすることで夏場でも涼しくお庭で過ごすことができます。
また、パーゴラに合わせてウッドフェンスやウッドデッキなどを設け、ソファとテーブルを置きもう一つのリビングとしても活用できます。
ご自宅のお庭に十分なスペースが取れない場合は、コーナー部分に三角形のパーゴラを設置してみるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本日はパーゴラについてご紹介いたしました。
パーゴラについて知らなかった方やお庭にパーゴラの設置を考えていた方はこれを機にぜひ公園などにお出掛けし、パーゴラを体験してみてはいかがでしょうか。

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