太陽光発電を設置したら雨漏りが心配?原因と屋根を守る4つの対策
更新日 : 2026年05月15日
更新日 : 2026年05月15日
近年、自宅の屋根に太陽光パネルを設置するご家庭が増えています。
環境への貢献や光熱費の節約を期待して導入する方が多い一方で、「太陽光パネルを付けてから雨漏りが心配」「設置後に雨漏りが発生した」というご相談も、屋根専門業者のもとには少なくありません。
太陽光発電と雨漏りは、本当に関係があるのでしょうか。
このページでは、屋根・外装のリフォームを専門とする「街の屋根やさん」が、その原因と対策をわかりやすく解説します。
太陽光パネルの設置が雨漏りを引き起こすメカニズム

太陽光パネルを屋根に固定するためには、架台という金具を取り付ける必要があります。
この作業では、屋根材やルーフィング(防水シート)だけでなく、野地板にまで穴を開けることになります。
屋根はもともと、これらの層が重なり合うことで雨水の侵入を防いでいます。
この防水シートと屋根材に穴を開けて金具を固定するため、その箇所の防水処理が不十分だと、わずかな隙間からでも雨水が建物内部に浸入してしまうのです。
つまり、パネル自体が悪いのではなく、穴を開けた後の処理が適切かどうかが雨漏りリスクを左右します。
雨漏りの主な原因3つ

太陽光パネル設置後に雨漏りが発生する場合、以下の3つの原因が考えられます。
① 施工不良
施工不良の具体例としては、設置時に瓦が割れてしまったケース、コーキング処理が甘いケース、ビスを貫通させてしまったケースなどが挙げられます。
太陽光発電事業は比較的新しく、施工経験が乏しい業者も存在しているため、業者の選定が非常に重要です。
② 経年劣化
架台などのさまざまな部品は消耗品であり、時間の経過とともに劣化していきます。
業者の作業に問題がなくても、防水層が徐々にひび割れたり、剥がれたりすることがあります。
初期施工が適切でも、長期間のうちに防水性能が低下し、雨漏りのリスクが高まることがあるのです。
放置するとどうなる?雨漏りが招く二次被害

雨漏りは「雨が室内に落ちてくる」だけの問題ではありません。
天井や壁に水分が染み込むと、茶色いシミや水跡が現れ、そのまま放置すると内部に湿気がこもりカビの発生源となります。
カビの胞子は空気中に浮遊し、喘息やアレルギーなどの健康被害を引き起こすリスクもあります。
さらに、柱や梁、野地板の腐食や劣化は発見が遅れやすく、気づいた時には手遅れになっているケースもあります。
特にシロアリは木材を食い荒らし、見えない場所で深刻な被害をもたらします。太陽光パネルが屋根に載っている場合、パネルを一度取り外して修理しなければならないこともあり、被害の拡大を防ぐためにも早期発見・早期対処が肝心です。
雨漏りを防ぐための4つのポイント

雨漏りリスクを下げるためには、設置前・設置後の両面で対策を取ることが大切です。
事前に屋根の状態を確認する
必ず事前に現地調査をしてもらい、屋根の状態を確認してもらうようにしましょう。
必要であれば、屋根の葺き替えや補修を先に行ってから設置したほうが安心です。
穴を開けない工法を検討する
金属屋根の場合、ハゼという突起物に取り付け金具を挟みこみ太陽光パネルを設置する「キャッチ工法」という施工が可能です。
そもそも穴を開けない施工方法を選ぶことで、雨漏りのリスクを軽減することができます。
屋根の知識を持つ業者を選ぶ
太陽光パネルを設置した業者から「屋根の経年劣化だ」とたらい回しにされるトラブルも少なくありません。
だからこそ、電気工事の知識だけでなく「屋根構造と雨漏りのメカニズム」を熟知した屋根修理の専門業者に調査を依頼することが大切です。
まとめ
太陽光発電による雨漏りは、正しい施工と適切なメンテナンスによって防げるトラブルです。
ただし、一度雨漏りが発生すると建物全体に深刻なダメージが及ぶことがあるため、「何か気になる」と感じたら早めに専門家へ相談することが重要です。
街の屋根やさんでは、太陽光パネルが設置されている屋根の調査・修理にも対応しています。屋根に関するお悩みは、お気軽にご相談ください。
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