袖ケ浦市福王台にて樹脂製木材を用いた棟板金交換工事を行い災害対策を実施!





工事のきっかけを伺いました!

担当:谷
袖ケ浦市福王台にお住まいのお客様は、勢力が増している台風への不安を感じていらっしゃったとのことです。
昨年の台風15号(令和元年房総半島台風)では、周辺の住宅で屋根被害が相次ぎ、お客様のお住まいにも近隣の建材が飛来する状況があったそうです。
分譲地で建物が密集している地域性もあり、破損した部材による二次的な被害が多く見受けられたとのことでした。
お客様邸は大きな損傷こそ免れたものの、築年数を踏まえると棟板金などが飛散してしまう前に備えが必要とお考えになり、昨年の自然災害をきっかけに対策を検討されていたそうです。
そんな折、近隣で行われていた工事の様子をご覧になり、丁寧で確実な施工に安心感をお持ちいただけたことから、「この業者なら任せられそう」と感じられ、私たち街の屋根やさんへご相談をいただく運びとなりました。
昨年の台風15号(令和元年房総半島台風)では、周辺の住宅で屋根被害が相次ぎ、お客様のお住まいにも近隣の建材が飛来する状況があったそうです。
分譲地で建物が密集している地域性もあり、破損した部材による二次的な被害が多く見受けられたとのことでした。
お客様邸は大きな損傷こそ免れたものの、築年数を踏まえると棟板金などが飛散してしまう前に備えが必要とお考えになり、昨年の自然災害をきっかけに対策を検討されていたそうです。
そんな折、近隣で行われていた工事の様子をご覧になり、丁寧で確実な施工に安心感をお持ちいただけたことから、「この業者なら任せられそう」と感じられ、私たち街の屋根やさんへご相談をいただく運びとなりました。

担当:谷
- 施工内容
- 築年数
- 約40年
- 平米数
- 36㎡
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- 樹脂製木材
- 費用
- 68万
- ハウスメーカー
- 保証
棟板金の点検調査
劣化した棟板金を点検

袖ケ浦市福王台にお住まいのお客様は、昨年の台風15号(令和元年房総半島台風)の際に大変な恐怖を感じられたとのことです。
ご自宅に大きな損傷は見られなかったものの、周辺住宅から飛ばされた建材が敷地内へ入り込む状況があり、とても不安な時間を過ごされたそうです。
分譲地で建物が密集している地域ということもあり、周辺の住宅ではさまざまな屋根被害が発生していたと伺っております。
こうした状況から、お客様は改めて台風への備えの重要性を強く感じられたとのことでした。
点検に伺うと、棟板金が少し浮いており、一部で釘が抜けそうな箇所がありました。

一部、板金の塗装に剥がれが見られましたが、お客様のお話によると、外壁塗装のメンテナンスは最近実施されたとのことでした。
ですが、ご自宅も築年数が経過していることを踏まえると、強風で棟板金などが飛散し、ご近所の方へ迷惑をかけるという心配が頭をよぎったとのことでした。
その頃、近くで屋根の復旧工事を行っていた私たち街の屋根やさんの車両をご覧になり、施工の様子を見守られていたそうです。
作業の丁寧さや、職人が真摯に取り組む姿に安心感を持っていただき、「ここなら任せられそうだ」と感じてお声がけいただいたとのことでした。

お客様邸の棟板金は大きな損傷こそ見られないものの、築年数が約40年ほど経過しているとのことでした。
棟板金は屋根の頂部や取り合い部分に取り付ける部材で、表面の金属と、その下にある木材の下地によって構成され、雨水の浸入を防ぐ重要な部分です。
金属部分は比較的耐久性がありますが、下地に使用されている木材(貫板)は年数の経過とともに劣化が進みます。
本来は定期的な交換が望ましいものの、下地(貫板)は板金に覆われているため、確認には表面の板金を取り外す必要があり、外観だけでは劣化状況が分かりにくい構造となっています。
劣化した貫下地木材を点検

板金を外して内部を確認すると、下地木材(貫板)が明らかに劣化している状況が確認できました。
下地木材は板金のすぐ下に設置されているため、屋根面の熱を受け続けることで炭化が進み、劣化が進行すると釘やビスの保持力が低下し、強風時に外れやすい状態になります。
さらに、強風に伴う雨の吹き込みによって木部の含水率が高くなると、腐朽が進み、木材繊維が破壊されてしまいます。
その結果、釘を支える力が弱まり、釘が錆びて本来の固定力を失うケースも多いです。
棟板金交換工事
工事に使用する「樹脂製貫板」を用意

今回、棟板金交換工事で使用する樹脂製の貫板は腐食の心配がなく、これまで木材下地で起こりやすかった弱点を補える点が大きな利点となります。
棟板金は屋根面そのものに固定できず、必ず下地に留め付ける構造のため、下地の状態が重要になります。
しかし、下地は外から確認できない部分であることから、劣化の有無が判断しづらいという課題があります。
その点、腐食しない樹脂製貫板を使用することで、経年劣化による固定力低下のリスクを大きく減らせるため、長期的な安心につながります。
棟板金を取り外し貫板を設置

まずは既存の棟板金を取り外し、樹脂製の貫板を設置していきます。
樹脂製の貫板は、これまで使用されてきた木製の貫板と同様に加工や取り付けがしやすく、施工性に優れた素材です。
主に発泡ポリスチレンを用いたプラスチック製の部材で、固定には釘ではなくビスを使用します。
水分に強く、経年による劣化が非常に起こりにくいため、長期的に安心して使用できる点が大きな特徴です。
木材と比べると若干価格は上がりますが、これからの耐久性を考慮すると、交換を検討する価値は十分にある素材といえます。
樹脂製貫板をビス固定

すべての樹脂製木材(貫板)をビスでしっかりと固定し、下地を確実な状態へ整えました。
棟板金は、見た目に変化が出にくい金属製のため劣化に気づきにくいのですが、実際には下地部分こそ最も重要な要素となります。
屋根や外壁の塗装メンテナンスだけを行い、棟板金の交換を同時に検討されない方は、「塗装をしたから安心」と感じてしまいがちです。
しかし、棟板金の下地交換を定期的に行う必要があることをご存じないケースも多く、台風被害では、塗装メンテナンスを終えていたにも関わらず板金の損傷が発生したお宅もあります。
こうした状況からも、棟板金まわりの点検と下地交換の重要性を改めて感じていただける内容となりました。
棟板金を取り付け

棟板金の施工は、板金部分を屋根に被せることで完了となります。
雨水の浸入を防ぐため、端部の部分はビスでしっかり固定します。
屋根の突起部分は瓦が曲げられないため、曲げ加工が可能な板金を使用して被せる形となります。
この施工方法は瓦以外の屋根でも広く採用されており、洋瓦が登場して以来、大きな変化なく用いられてきた工法です。
棟板金を塗装

お客様は、数年前に屋根と外壁の塗装メンテナンスを実施されており、棟板金の色は市販されている標準のカラーではないものでした。
旦那様と奥様で塗装業者と入念に打ち合わせを重ね、部分ごとに塗り分けを行った思い入れもあるため、同じ色にしたいというご希望をいただきました。
普段の塗装作業ではなかなか見かけない色でしたが、調合を行い塗料を作成した上で、職人さんが現場で加工した新規の棟板金に塗装を施しています。
完工

棟板金交換工事が無事に完工しました。
今回の台風では、周囲の住宅で被害が発生する様子を間近で見られたお客様ですが、ご自宅には大きな損傷はありませんでした。
しかし、今回の棟板金交換により、これまで以上に安心して暮らせる環境が整い、突発的な修繕費用が発生する心配もなくなりました。
特に分譲地では、二次被害によって近隣に迷惑をかけるリスクも軽減できます。
被害を未然に防ぐための定期的なメンテナンスは、ご自身やご近所への迷惑を避けるための最善の取り組みと言えます。
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Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
破損個所を発見したため
Q3.弊社をどのように探しましたか?
前回の修理箇所をみてもらい、世話になったから
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐに問い合せた
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
担当者の誠実さ
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
良い感じでした

Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
安全で正確な仕事
Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
比較しなかった。
Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
前任者と今回担当者の誠実さ
Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
高所なので良く分からない
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
誠実さ。











































































