袖ケ浦市蔵波台にて劣化した瓦屋根の下地に屋根葺き直し工事を実施して雨漏り改善





工事のきっかけを伺いました!
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担当:谷
袖ケ浦市にお住まいのお客様から、室内の天井に雨染みができ、雨が降るたびにその範囲が広がっているとのご相談がありました。
これまで定期的にお住まいのメンテナンスを行われており、瓦屋根については漆喰の詰め直しも済ませていたとのことです。
点検を実施した結果、下地に使用されているルーフィングが経年劣化しており、それが雨漏りの原因であることが確認されました。
瓦は耐久性の高い屋根材であり、表面の状態変化が少ないため、下地の劣化に気付きにくい点が特徴です。
そのため、気付いた時にはすでに雨漏りが発生しているケースも少なくありません。
今回のお客様は、まず無料の現地調査を利用された際に、原因の特定と修繕の具体的な方法を丁寧に説明してもらえたことに安心されたそうです。
雨漏りが続くことで生活への影響も出ていたため、できるだけ早く対応してくれる信頼できる業者として、私たち街の屋根やさんへ工事をご依頼くださいました。
これまで定期的にお住まいのメンテナンスを行われており、瓦屋根については漆喰の詰め直しも済ませていたとのことです。
点検を実施した結果、下地に使用されているルーフィングが経年劣化しており、それが雨漏りの原因であることが確認されました。
瓦は耐久性の高い屋根材であり、表面の状態変化が少ないため、下地の劣化に気付きにくい点が特徴です。
そのため、気付いた時にはすでに雨漏りが発生しているケースも少なくありません。
今回のお客様は、まず無料の現地調査を利用された際に、原因の特定と修繕の具体的な方法を丁寧に説明してもらえたことに安心されたそうです。
雨漏りが続くことで生活への影響も出ていたため、できるだけ早く対応してくれる信頼できる業者として、私たち街の屋根やさんへ工事をご依頼くださいました。
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担当:谷
- 施工内容
- 築年数
- 約40年
- 平米数
- 98.3㎡
- 施工期間
- 12日
- 使用材料
- 瓦、なんばん、
- 費用
- 詳しくはお問い合わせください
- ハウスメーカー
- 保証
- 10年
雨漏れ箇所を点検調査

これまで雨漏りとは無縁の生活を送られていたお客様でしたが、ある日ふと天井に雨染みができていることに気付き、大変驚かれたそうです。
新築当時に依頼された工務店はすでに営業しておらず、どうしたらよいか悩まれた末に、インターネット検索で私たち街の屋根やさんを見つけてくださいました。
ホームページに掲載されていた同様の事例をご覧になり、ご自身の状況と重なる点が多かったことから、今回ご相談をいただくこととなりました。
築30年以上のお住まいとのことですが、今回が初めての雨漏りだったそうです。
数社に相見積もりを依頼され、ご自身が納得できる業者を慎重に選びたいというお気持ちでした。
初めての対応ということもあり、分からない点が多く不安を感じていらっしゃったようです。
まずは現在の状況を正確に把握するため、現地での点検を実施し、屋根の状態や雨漏りの範囲を確認したうえで、今後必要となる工事内容を検討していきます。

天井には広範囲にわたる雨染みが確認され、小屋裏にも雨水が浸入した跡が複数見つかりました。
これは屋根からの雨漏りが発生している際によく見られる症状です。
和室の天井材は一度雨染みが付くと跡が残りやすく、完全に消えることはありません。
そのため、天井の補修よりも先に、屋根自体の修理を行うことが重要です。
点検では、雨水がどの経路を通って内部に入り込んでいるのかを推測しながら調査を進めます。
実際の原因を特定するには一定の時間を要し、屋根全体の状態を丁寧に確認する必要があります。
瓦は100年以上の耐候性を持つと言われており、今回の調査でも瓦自体には大きな問題は見られませんでした。
日本瓦は一枚ずつ取り外せる構造になっており、下地の確認も可能。
瓦の下を確認したところ、防水紙(ルーフィング)が劣化によって破れ、穴が開いている部分が見つかりました。
これが雨水浸入の直接的な原因です。
お客様から状況を伺うと、他の業者からは「瓦屋根はやめて金属屋根に替えたほうが良い」と提案を受けたそうです。
金属屋根はメンテナンスの手間が少ない点が特徴とされていますが、メーカー保証はおおよそ25年程度で、30~35年後には再び葺き替えが必要になります。
一方、瓦屋根の耐用年数は50年とも100年とも言われ、その長寿命ぶりは歴史的にも証明されています。
さらに、金属屋根は再利用が難しく次回の改修時には廃棄が必要ですが、瓦屋根は以降も再使用が可能です。
お客様は「これからも長くこの家で暮らしていきたい」とのお考えから、耐久性と将来性を重視し、街の屋根やさんの提案である瓦屋根の葺き直し工事をお選びくださいました。
棟瓦(むねがわら)の取り外し

瓦屋根の葺き直し工事は、まず棟瓦(むねがわら)の取り外しから始まります。
棟瓦は屋根の頂上や隅に設置されており、今回雨水の浸入が疑われた箇所でもあります。
棟を解体して内部を確認したところ、葺き土が湿っており、雨水が入り込んでいた形跡を確認しました。
このような状態をそのままにしておくと、下地の木材部分にも水が回り、次第に腐食や劣化が進行してしまいます。
最悪の場合、屋根の骨組み自体を補修しなければならなくなることもあります。
今回は天井の雨染みに気付かれた時点で早めにご連絡をいただいたため、構造部まで被害が及ぶ前に対処することができました。

瓦を取り外す作業を進めていくと、様々なものが出てくることがあります。
中でも鳥の巣は比較的よく見られる例です。
瓦屋根では「軒先面戸(のきさきめんど)」と呼ばれる部材が鳥の侵入を防ぐ役割を果たしていますが、わずかな隙間から入り込んで巣を作られてしまうケースも多く、実際の現場でもよく見かけます。
地域によっては、鳥だけでなくコウモリの巣が見つかることもあります。
鳥の場合は、雛が巣立つと親鳥もいなくなるため比較的早く解消しますが、コウモリは一度棲みつくとそのまま定住してしまうことが多く、対処に手間がかかる厄介な存在です。

今回の雨漏りの主な原因は、屋根の棟部分からの雨水の浸入でした。
棟は「土居熨斗瓦(どいのしかわら)」と「丸瓦」で構成されており、土居熨斗瓦は雨水を効率よく排水できるよう勾配を付けて設置されています。
しかし、経年によって葺き土の支持力が低下し、本来の勾配が失われて平らな状態になっていたため、雨水が染み込みやすくなっていました。
その結果、瓦下に雨水がまわり込み、下地の防水紙(ルーフィング)が劣化して穴が開き、室内への浸入を許してしまったものと考えられます。
アスファルトルーフィング設置

防水紙を敷設していきます。
屋根の葺き直し工事において、防水紙(アスファルトルーフィング)の敷設は重要な工程です。
今回は、日新工業株式会社の「カッパルーフ2号」を採用しました。
この製品は、改質アスファルトを2枚の合成繊維不織布で挟み込んで一体化した構造になっており、引き裂きに対する強度が非常に高い良質な防水材です。
瓦屋根はもともと耐用年数が長いため、防水紙にも同等の耐久性を備えた製品を使用することで、今後のメンテナンス回数を大幅に減らすことができます。
瓦桟の設置

防水紙の施工が完了した後は、瓦を引っ掛けて固定するための瓦桟(かわらざん)を取り付けます。
かつて使用されていた瓦桟には溝がなく、雨水が浸入すると内部に留まってしまう構造でした。
一方、現在の瓦桟には溝が設けられており、万が一雨水が入り込んだ場合でも、この溝を通じてスムーズに排出できるよう改良されています。
特に関西以西の地域では、かつて葺き土で瓦を固定していたため、雨水が葺き土内に滞留しやすく、乾きにくいという課題がありました。
現在では、溝付きの瓦桟が主流となり、浸入した雨水を早期に排出できる構造が一般的になったことで、瓦屋根の雨漏り発生率も大幅に減少しています。
瓦を元に戻していく作業

防水紙と瓦桟の下地工事が完了すれば、次の工程は瓦を元の位置に戻す作業です。
瓦は瓦桟に引っ掛けられ、隣接する瓦との重なりと瓦自身の重みで固定される構造になっています。
日本では大きな地震が発生した際に瓦が外れ、落下することがありますが、これは屋根の重量を軽減して建物の崩壊を防ぐという独自の耐震技術の一つです。
近年の建物では耐震設計が進んでおり、屋根の重さもあらかじめ計算されているため、必ずしも瓦が落下する必要はなくなってきています。
さらに近年では、瓦同士が噛み合うことでズレや外れ、落下を防ぐ防災瓦も登場しています。
このような技術により、従来より安全性の高い瓦屋根が実現できるようになっています。
完工


屋根葺き直し工事が無事に完工しました。
瓦屋根の葺き直しでは、既存の瓦を再利用するため、完成後も外観は大きく変わりません。
見た目が変わらないことをメリットと感じる方もいれば、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
いずれにしても、屋根は建物全体で最も重要な部分の一つです。
今回の施工により、今後の生活で雨漏りによる不安やストレスは解消されました。
これからの雨の多い季節も、安心して過ごせる状態が整っています。
工事を行なったM様のご感想をご紹介いたします
【工事前】
Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
9月の台風被害
Q2.業者や工事会社をどのように探されましたか?
前回お願いしていたので…
Q3.当社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
未記入
Q4.何が決め手となり当社にお問合せをされましたか?
未記入
Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
谷さんにはいつも丁寧な対応していただきありがとうございます。
M様のアンケートを詳しく見る→
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Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
破損個所を発見したため
Q3.弊社をどのように探しましたか?
前回の修理箇所をみてもらい、世話になったから
Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
すぐに問い合せた
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
担当者の誠実さ
Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
良い感じでした

Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
安全で正確な仕事
Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
比較しなかった。
Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
前任者と今回担当者の誠実さ
Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
高所なので良く分からない
Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
誠実さ。
















































































