屋根材「コロニアル」の特徴と注意点!長持ちさせるメンテナンスのポイント
更新日 : 2025年10月20日
更新日 : 2025年10月20日
コロニアルは、日本の住宅で最も多く使われているスレート屋根の一種です。
軽くて見た目もスマートなことから、現在でも根強い人気があります。
しかし、定期的なメンテナンスを怠ると、ひび割れや雨漏りの原因になってしまうことも(>_<)
この記事では、コロニアル屋根の特徴・メリット・メンテナンス方法・リフォーム手段についてわかりやすく解説いたします!
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/
コロニアルとは?スレート屋根の代表的な屋根材
コロニアルとは、スレート屋根の一種であり、薄い板状の屋根材です。
軽量で扱いやすいことから、現在も多くの住宅で採用されています。正式には「化粧スレート」と呼ばれ、セメントと繊維素材を主原料にしています。
かつてはアスベストを含むものが主流でしたが、現在はノンアスベスト製品に切り替わっています。
メーカーとしては、旧クボタ(現・ケイミュー)の「コロニアル」シリーズが有名で、「スレート屋根=コロニアル」と呼ばれるほど一般的なんですよ(^^♪
デザイン性にも優れ、色の種類が豊富でどんな住宅にもマッチしやすい点も人気の理由です。
コロニアル屋根のメリットとデメリット
まずコロニアル屋根の大きな魅力は、軽量で地震に強いことです。
瓦屋根に比べると重量が半分以下のため、住宅への負担を軽減できます。
さらに、デザイン性や施工のしやすさ、コスト面での手軽さも評価されています。
しかし一方で、耐久性や防水性の面では注意が必要です。
表面の塗膜が劣化すると、水を吸収しやすくなり、ひび割れやコケの発生につながることがあります。
特に、10年前後での塗り替えメンテナンスを怠ると、劣化が進行しやすくなります(>_<)
また、強風や台風などで割れが生じることもあり、定期的な点検が欠かせません。
コロニアル屋根のメンテナンス方法と時期の目安
コロニアル屋根を長持ちさせるには、塗装によるメンテナンスが基本です。
塗膜が屋根材を保護し、防水性や美観を保っています。
劣化のサインとしては、次のような症状が見られます。
-
色あせやチョーキング(粉っぽい白い跡)
-
コケやカビの発生
-
ひび割れや欠け
これらの症状が見られたら、10〜15年を目安に再塗装を検討しましょう。
また、塗装だけでなく、棟板金の浮きや防水シートの点検も大切です。
雨漏りの原因となる箇所なので、専門業者による定期点検をおすすめします(^^)/
コロニアル屋根のリフォーム方法(葺き替え・カバー工法)
劣化が進みすぎて塗装では対応できない場合、屋根のリフォームが必要になります。
主な方法は次の2つです。
-
葺き替え工事:古い屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に張り替える方法。下地まで確認できるため、耐久性が高い仕上がりになります。
-
カバー工法:既存のコロニアル屋根の上に新しい金属屋根を重ねる方法。廃材が少なく、工期も短いのが特徴です。
どちらの方法も、屋根の状態や築年数、予算に応じて選択することがポイントです。
特に最近では、断熱性や耐久性に優れたガルバリウム鋼板のカバー工法が人気です(#^^#)
まとめ
コロニアル屋根は、軽量で施工しやすくデザイン性にも優れた人気の屋根材です。
しかし、塗膜の劣化やひび割れを放置すると、雨漏りのリスクが高まるため注意が必要です。
定期的な点検と塗装を行うことで、美観と耐久性を長く保つことができます。
また、劣化が進んだ場合は葺き替えやカバー工法といったリフォームで再生可能です。
大切な住まいを守るためにも、早めのメンテナンスを心がけましょう(^^♪

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