トタン屋根の寿命とメンテナンスの重要性
更新日 : 2025年06月19日
更新日 : 2025年06月19日
トタン屋根は、施工のしやすさや軽量性、そしてコストの安さから多くの住宅や倉庫などに採用されています。
しかし、トタンは鉄を基材としているため、定期的なメンテナンスを怠ると急速に劣化し、寿命を縮めてしまいます。
この記事では、トタン屋根の寿命やメンテナンスの大切さ、そして適切な対応方法をご紹介します。
トタン屋根の寿命とは
トタン屋根の一般的な寿命は10年〜20年程度と言われています。
ただし、これはあくまで目安であり、メンテナンス状況や設置環境により大きく前後します。
潮風の影響を受けやすい海に近い地域や、日当たりや風通しの悪い場所では、劣化が早まる傾向にあります。
トタン屋根の寿命を延ばすメンテナンス方法
最も基本的かつ効果的なメンテナンスは定期的な塗装です。
トタンは塗装によってサビから保護されているため、塗膜が剥がれるとすぐに腐食が始まります。
5〜7年を目安に塗装を行うことで、寿命を最大限まで引き延ばすことが可能です。
塗装前には必ず高圧洗浄やケレン作業(サビ落とし)を行い、下地処理をしっかり行うことが重要です。
劣化が進行したトタン屋根の状態
メンテナンスを怠ると、トタン屋根にはサビが発生し、やがて穴が空いたり剥がれたりといった深刻な劣化が見られるようになります。
これにより雨漏りや断熱性能の低下など、建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
寿命を迎えたトタン屋根の対処法
サビや腐食が広範囲に及び、修繕では対応できない状態になった場合は、屋根の葺き替えを検討する必要があります。
最近では、より耐久性の高いガルバリウム鋼板への張り替えが一般的です。
ガルバリウム鋼板はトタンの弱点であるサビに強く、寿命も30年以上とされています。
トタン屋根と上手に付き合うために
トタン屋根は、定期的な点検とメンテナンスを施すことで長持ちさせることができます。
もし表面のサビや塗膜の剥がれに気づいたら、早めに専門業者に相談することが大切です。
手遅れになる前に対応することで、コストも抑えることができ、住まいの寿命も延ばせます。
まとめ
トタン屋根の寿命は決して短いものではありませんが、放置してしまうと劣化が進み、大規模な修理や交換が必要になります。
トタン屋根のメンテナンスや点検をお考えの方は、屋根専門業者「街の屋根やさん」にぜひご相談ください。
お住まいを守るための最適なご提案をさせていただきます。

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