木更津市牛袋で棟瓦取り直し工事、台風により瓦が飛散した棟を復旧
工事のきっかけを伺いました!
担当:黒川
木更津市牛袋にお住いのお客様より「昨年の台風(令和元年房総半島台風)にて屋根の瓦が飛ばされてしまい、庭に落ちているので調査をお願いしたいとのご相談を頂きました。
現地調査にお伺いし飛ばされてしまった瓦を確認しました。お客様に屋根の状況をご説明し、棟瓦取り直し工事をご提案させていただきました。
現地調査にお伺いし飛ばされてしまった瓦を確認しました。お客様に屋根の状況をご説明し、棟瓦取り直し工事をご提案させていただきました。
担当:黒川
- 施工内容
- 棟瓦取り直し
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 4m(棟取り直し部分)
- 施工期間
- 1日
- 使用材料
- 強力なんばん漆喰
- 費用
- 410,000円
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証
- 部分補修のためお付けしておりません
台風により瓦が飛ばされてしまいました
今回は木更津市牛袋にお住いのお客様よりご相談を頂きました。「私の自宅の屋根は瓦屋根なのだが、昨年の台風15号(令和元年房総半島台風)により屋根と屋根の合わさる部分にある瓦が数枚飛ばされてしまい庭に落ちているので調査をお願いしたい」とのご相談でした。
実際にお客様のご自宅にお伺いし調査を行います。お客様の仰っていた庭に落ちている瓦を確認したところ棟瓦でした。その他の部分について被害がないかも含めて屋根に上がり調査を行います。屋根に上がってみると棟瓦が数枚飛ばされてしまっているのが確認できました。
棟瓦とは、屋根と屋根の合わさる部分(頂上など)にあるを棟と呼び、その部分にある瓦なので棟瓦と呼びます。棟瓦にも2種類の工法があり今回のお客様の屋根は丸伏せ工法と呼ばれ、使用している瓦は丸瓦と呼ばれるもので、主に丸瓦を使用して作られています。その他には熨斗瓦と丸瓦を使用して熨斗瓦を数段積み、一番上に丸瓦をのせる棟瓦の施工方法も(左下の写真)あります。
熨斗瓦を使用して数段積む棟瓦は今回のお客様のご自宅の丸伏せ工法に比べて地震や台風などでの被害を受けてしまう可能性が高くなります。
棟瓦は土台である木材に釘を打ち、固定しています。こちらの釘は左上の写真のように経年劣化により少しづつ浮いてきてしまうことがあります。このような釘浮きをそのままにしておくと釘穴から雨水が侵入し下地の木材を腐食させてしまいます。下地の木材が腐食してしまうと釘が効かなくなり釘抜けに繋がってしまいます。釘が抜けてしまえば棟瓦を固定するものはなくなり台風などの強風で飛ばされてしまいます。
釘浮きなどの軽微な症状は屋根に上がらなくてはなかなか気づくことができません。軽微な症状の時にメンテナンスを行うことで費用も抑えることができますので定期的にメンテナンスを行うことをお勧めしております。点検とお見積りは無料で行っておりますのでメンテナンスをお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
棟瓦が飛ばされてしまうと棟瓦がない部分より雨水が侵入し雨漏れしてしまう可能性がありますので簡易的ではありますが養生を行いました。
棟瓦が飛ばされた際にほかの瓦にぶつかったことが原因だと思われますが1枚瓦が割れてしまっていました。瓦は1枚でも重量が重く、飛ばされてしまうと非常に危険です。今回はほかの瓦に当たり割ってしまいましたが、昨年の台風では自宅の瓦が飛ばされてしまい、隣家の外壁に穴をあけてしまうなどのことも発生しておりますので注意が必要です。
屋根の調査が終了しました。お客様に調査内容をご説明し、棟瓦取り直し工事と割れてしまった瓦の差し替えを行うこととなりました。
棟瓦取り直し工事は既存の棟瓦を一度撤去し、再度棟瓦を土台から作り直す工事となります。また、後ほど紹介していきますが昔と比べて改善されたものや違うものを使用することで強度を高くすることができます。
棟取り直し工事の実施
仮設足場を設置し、棟取り直し工事行います。まずは既存の棟瓦の撤去及び割れてしまった瓦の差し替えを行っていきます。瓦のメリットとして割れていない瓦は再利用することができます。ですので養生を外し、瓦を割らないように釘を抜いて既存の棟瓦を撤去していきます。
その他にも瓦のメリットはあります。瓦は1枚ずつ釘などで固定されているわけではなく、桟木に引っ掛けるような形で固定されています。ですのでメンテナンス性が良いです。今回のように割れてしまった瓦は1枚だけ取り除き、新しい瓦に差し替えることができます。
棟金具の取り付け
既存の棟瓦の撤去が終わりましたので新しい棟瓦を設置する作業に移ります。まずは、下地の木材を固定する強力棟金具と言われるものを設置します。その金具の上部がコの字になっており、その部分に垂木と呼ばれる木材のせてビスで固定していきます。
土台には漆喰を使用します
次に垂木の周りに南蛮漆喰(なんばんしっくい)を盛っていきます。現在は葺き土を使用せずに南蛮漆喰のみを使用します。南蛮漆喰はシリコンなどの防水材を含むため、葺き土より雨水に強く劣化しにくいため南蛮漆喰が多く使用されています。
棟瓦をビスで固定していきます
強力棟金具・垂木・南蛮漆喰を使用し土台を作り終えました。最後に撤去時によけておいた瓦と新しい瓦を上からかぶせるようにして取り付けます。棟瓦を固定するにもパッキン付きビスを使用して固定します。従来は釘を使用しておりましたが、ビスを使用して固定したほうが抜けにくく強度が高くなります。
棟瓦取り直し工事の完了
無事に棟瓦取り直し工事が終わりました。棟瓦は台風や地震などで崩れてしまうことがあります。このようなことを避けるためにも被害を受けてしまう前に定期的にメンテナンスを行うことをお勧めしております。
私たち街の屋根やさんでは点検とお見積りを無料で行っております。屋根に関する些細な疑問や心配事などがありましたらお気軽にお問い合わせください。
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Q3.弊社をどのように探しましたか?
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Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
信頼出来るかどうかが気になりました
Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
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Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
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Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
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Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
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Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
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Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
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