袖ケ浦市にて1年前から発生している雨漏りを棟の取り直し工事・防水紙葺き直しで改善

漆喰詰め直しアイコン

施工内容屋根補修工事、棟瓦取り直し、漆喰詰め直し

before
瓦屋根での雨漏り
horizontal
after
棟取り直し工事完了

お問い合わせのきっかけ

袖ケ浦市にお住まいのお客様より雨漏り補修依頼を頂きました。雨漏りは1年以上前から起こっているようですが、補修費用に見当もつかないためなかなか修理に踏み出せなかったようです。ただ雨漏りが起きてしまった以上放っておいて改善することはありません。補修費用を最小限に抑えるには雨漏りの原因箇所をしっかりと把握することが大事になりますので、室内・小屋裏・屋根の状態を確認したうえで修理のご提案をさせて頂きました。

点検の様子

室内の雨漏り
室内の雨漏り
まず雨漏りの状態を確認していきます。通常1年も雨漏りを起こしていると天井材は黒ずみ剥がれ、壁まで酷い劣化が見られる事が多いのですが、おそらく入り込んでいる雨水はそれほど多くないのか、雨染みも部分的に見られました。雨は梁を伝って横に流れることはあっても下から上に上がる事はありませんので、天井に雨染みが見られる場合は屋根、もしくは屋根と外壁の取り合い部分からの雨漏りと考えられます。最低でも2箇所以上の雨漏りが見られる場合、ほとんどのケースで全体的な葺き替えや葺き直し工事となりますが、小屋裏で原因箇所を探ってみました。
小屋裏点検
棟付近での雨漏り
お住まいによってですが押入の天井やユニットバス等に点検口がありますので、簡単に小屋裏を見ることが可能です。点検口が無い場合はまず点検口を作成させて頂き、小屋裏で雨水の浸入口を確認していきます。すると屋根の頂部に当たる棟木の横に、まだ濡れている箇所を発見しました。室内天井の場所から見ても屋根頂部の不具合による雨漏りが疑われます。そして2箇所目の雨染みも棟木の延長線上にありましたので、続いては屋根の状態を確認してみましょう。
袖ケ浦市のお住まい
瓦屋根
お住まいは築40年近いモルタル外壁と瓦屋根の和風住宅ですが、今まで定期的なメンテナンスは心がけていたようで大きな問題も特になかったようです。瓦の重なり部分にあるシーリング材による固定は「ラバーロック工法」と呼ばれますが、この補修が雨漏りの原因になっているお住まいも多く見られます。こちらのお住まいは山部分のみを接着しており雨水の流れを妨げていませんので雨漏りの原因にはなりません。太陽光パネル取り付け時の穴により雨漏りを起こすこともありますが、小屋裏で確認した場所とは一致しませんでしたのでこちらも問題ないでしょう。但し定期的にパネル・屋根点検を行い、雨漏りが発生しないようにメンテナンスをしていきましょう。
差し替え補修跡
漆喰の補修跡
瓦の差し替え跡や漆喰の綺麗な状態から、今まで大事に補修をされてきたことがわかりますね。今回雨漏りの原因となっているのは瓦が積まれている棟部分です。雨漏りの原因とされるのは漆喰の剥がれや棟の歪みが多いのですが、目立つような不具合もありません。そこで更に細かく確認を行いました。
瓦のズレ
鬼瓦の漆喰
すると棟に積まれている瓦は大きな歪みは見られないものの、固定されているはずの瓦がガタガタとした並びになっています。隣り合った瓦間に隙間が出来ているため、ここから雨水が入り込む可能性は非常に高いです。棟の内部構造は後ほどご紹介しますが、一度雨水が入り込む道が出来ると同様に浸入する雨水が多くなってしまいますので状態は悪化するばかりです。以前は漆喰の詰め直し工事を行ったようですが、このズレが原因だとすると今回は棟の取り直し工事を行い、瓦の並びを修正していく必要があります。せっかくの綺麗な漆喰を剥がすには勿体ないのですが、一度棟瓦を取り除き、雨漏りの原因箇所を確認してみましょう。

棟取り直し工事

近隣挨拶
瓦剥がし
ご近隣にお住まいのお客様へ工事前のご挨拶に伺い、工事中の注意点等をお伝えさせていただきます。足場を仮設する際には作業車が駐車しますし、塗装メンテナンスの際には洗浄による水の飛散も考えられます。工事中はご迷惑をおかけいたしますがご協力の程宜しくお願い致します。今回は屋根の傾斜(勾配)もそこまで急ではないため、足場仮設も必要なく工事を行う事が出来ました。まずは棟瓦を全て取り除いていきます。棟の中心には藁・枝・ゴミが入っていました。これは施工時に詰めたものではなく、小さな隙間から鳥が入り込み巣として利用していた跡になります。雛がいない場合はそのまま撤去することが出来ますが、卵・雛のいる場合は「鳥獣保護法」により移動することが出来ませんので巣立つまで待たなくてはなりません。今回は既に使用されていなかったため、瓦と同様に撤去致しました。
棟確認
防水紙の隙間
瓦を剥がしていくと土だけでなく大量のゴミがありましたので、和瓦の隙間を利用して長期間鳥が棲んでいたのかもしれませんね。鳥は糞尿の臭いだけでなく羽ばたく音、そして防水紙をついばむことによる雨漏りの発生を引き起こすこともありますので、出来る限り侵入を防いでいく必要があります。瓦は隙間ができやすい為、軒から入り込むこともありますが、軒先面戸や漆喰補修により改善できますので、状態に合わせて補修を行いましょう。これらを全て清掃していくと瓦を引っ掛ける「桟木」の横に穴を確認しました。
防水紙の穴確認
恐らく棟付近からの雨漏りは、防水紙の経年劣化が原因でしょう。これは棟を積み直しても改善するものではありませんので、もう一度防水紙を葺き直し雨水浸入を防いでいきます。ちなみに通常使用されている防水紙の寿命は20~30年と言われていますが、ここまで大きな差があるのは種類が多く、お住まいの環境も異なる為です。更に常に屋根材によって保護されているため簡単に見て判断すること自体多くありません。気づいたら雨漏りが起きていたという事は本当に多いのです。実際屋根の雨漏りを防いでいるのは屋根材ではなく防水紙ですので、耐久性に優れた材料を使用していくようにしましょう。
防水紙敷設
瓦桟取り付け
今回は改質アスファルトルーフィングと呼ばれる防水紙を棟付近に葺き直していきます。従来はアスファルトルーフィングの使用が多かったようですが、高温で柔らかくなり低温で割れやすいという傾向があったようです。そこで様々な広い温度範囲に対応できるように開発されたのが、改質アスファルトルーフィングです。こちらは弾性も高く、ステープルや釘穴によって出来る穴を塞ぐシール性能もありますので、より一層雨漏りの起こしにくい状態を維持することが可能です。また防水紙を葺く際に、上部から伝い雨が入り込まないように上部まで葺き直す必要がありますが、今回は頂部の棟での雨漏りですので葺き直しも最小限に抑えることが出来ます。その後桟木を取り付け直し平瓦を復旧していきます。
棟改修
水糸張り
ここからは棟の取り直し工事です。南蛮漆喰を積みながらのし瓦と呼ばれる四角い瓦をまっすぐ積み直していきます。施工を行いながらずれていかないように水糸を張り揃えていきます。昔はこののし瓦を何段積むかによって住宅の立派さ・高級感を表していたようですが、現在はなるべく軽く安全な屋根が主流ですので少なく積み直すお住まいも増えてきているようです。
瓦の破片
棟積み直し
ちなみに写真を見てわかるとおり、のし瓦の中心に瓦の破片を詰めています。これは施工ミスや手抜きではなく、瓦の破片を入れることで漆喰の乾燥促進と、防水紙と漆喰の密着を防ぐ事を目的にしています。普段目にすることが無い為、なぜこのような施工をしているのだろう?と不安を感じられるかもしれませんが、日本で多く使用されていた瓦屋根には様々な工夫が大変多く組み込まれています。またのし瓦の幅を狭くしながら上段へ積んでいますが、こちらも雨水が入り込まないよう、台形にすることで安定性を高める為の積み方です。熨斗瓦の継目はずらして雨水が浸入しにくくなるように施工をしております。
鬼瓦
棟取り直し工事完了
最後に冠瓦と呼ばれる頂部の丸瓦を取り付け工事は完了です。積み直す前に瓦の内部に入れた銅線で締め直すことで、頑丈でずれにくい屋根に仕上げることが出来ました。銅線を丸めているのは、飛んでくるビニール袋等が引っかからずにする為です。瓦のズレによって銅線も徐々に緩んでしまいますので、地震後や施工後数年が経過した場合は一度点検しましょう。今回はシリコンや防水材を混合した黒色の南蛮漆喰を使用していますので目立ちませんが、徐々に白っぽく変化しますので本来の漆喰と見栄えもそう変わりません。

工事を終えて

今回棟を解体したことで防水紙の破れに気づき、雨漏りの原因を解決することが出来ました。実際には見えない場所ですので瓦の並びに問題が無ければ漆喰補修だけを行いがちですが、築年数の経過に応じて適切なメンテナンスが必要だという事がわかりました。今回の工事で雨漏りの原因箇所は補修出来ましたが、しばらく室内の様子を確認し問題がないことを確認してから内装の補修工事を行っていきましょう。雨漏りの原因が分からず頭を抱えていらっしゃる方は多いかと思います。しかし補修が後回しになるほど、リフォーム範囲も広がり費用がかかってしまいます。街の屋根やさんでは一度無料点検を行った上で補修工事のご提案をさせて頂いております。原因箇所を特定するために点検口取り付けや散水試験ももちろん承っておりますので、補修をご依頼の方はぜひお気軽にご相談ください。
棟取り直し工事

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        施工内容
        棟瓦取り直し
        使用材料
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        4b6ff09ee12f4f5f8581e8c70e3b103e-columns2-columns2
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