君津市|瓦の葺き直し・棟の取り直し工事で雨漏り改善

施工内容棟瓦取り直し

更新日:2017年2月1日
before
雨漏り,棟,取り直し,葺き直し
horizontal
after
棟,取り直し工事,葺き直し工事

お問い合わせのきっかけ

君津市のM様邸、夏のひどい台風で初めて雨漏りを起こしてしまったようです。しかし、その後はぱったりと落ち着き雨漏りに対しての対処もしていなかったようです。しかし、冬になり雪が降り始めるとどことなく室内の雨染みが広がってきたと感じたようです。
風災・雪害etc...自然災害による住宅の被害は火災保険での補償対象に入ります。M様は火災共済に加入されています。補修と共済の補償についてみていきましょう!

工事内容

棟の取り直し工事
瓦葺き直し工事
室内,雨漏り
家,瓦,雨漏り
室内への雨漏り調査です。雨漏りが発生したのは夏ごろ。一度酷い台風があったのを今でも思い出しますが、まさにその時に雨染みが残る程の雨漏りを起こしてしまったようです。

瓦屋根が雨漏りを起こす原因としては、瓦の割れや浮き・ズレ、漆喰の剥がれ、谷樋の雨仕舞の不備が考えられます。
しかし、いずれにしても下地の防水紙の破れ・劣化によって水が侵入してきてしまいます。どこから雨漏りをしているのか、またどのような施工で改善できるのか見ていきましょう。
瓦,どかし,調査,防水紙
防水紙,雨漏り
早速瓦屋根を見ていきます。瓦はスレート屋根や金属屋根とは違い、全てが固定されているわけではないので簡単に防水紙の状況を見ることが出来ます。
瓦の長所がそこで、仮に強風に煽られ瓦が落ちてしまったとしても1枚のみの差し替えで済みます。スレートや金属屋根となるとかかわりのある場所まで上部から剥がしていき、交換できたとしてもまた直していかないとなりません。
瓦がずれて…とお問い合わせと固定の依頼を頂く事がありますが、瓦の良さは固定しないことにある事をご理解ください。

防水紙の状態確認になります。瓦桟に溜まっているゴミも気になりますが、防水紙の重ね部分が捲れてしまっています。

雨漏り,防水紙,ルーフィング
軒天,雨染み,雨漏り
また防水紙自体にも破れが見られますので雨漏りを起こした原因はこちらでしょう。
瓦桟にゴミが溜まっているのにも問題があります。防水紙の上を雨水が流れて捌けている状態なのにゴミがあることによって、水も溜まり溢れてしまいます。
施工の段階で掃除が不十分な住宅もありますが、鳥が入り込んだ場合に巣やゴミの持ち込みがあります。良い材料を使用して屋根工事をしたからと言って万能ではないのが怖い所ですね。


瓦,棟,漆喰
防水紙,コーキング,瓦
棟も瓦にも見て分かりますがコーキングが施工されています。ラバーロック工法と言われる瓦の固定方法です。瓦同士を接着させることで瓦の浮き・ズレを防ぐものですが、良い事ばかりではありません。
まず瓦の差し替えの際にコーキングによって剥がせない、少しずつでもずれてしまう事があります(これは左の棟を見てもらえばわかります。施工前からずれていたのかはわかりませんが、のし瓦に少しずつズレがあります。)
そして誤ったラバーロック工法が行われていた場合、間違いなく雨漏りを起こしてしまいます。今回、部分的に劣化している防水紙の葺き直し工事と棟瓦のズレ補修に棟取り直し工事を行います。

火災共済の件につきましても弊社にてお見積書等書類の準備をさせて頂きます。保険の申請につきご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
瓦,屋根,葺き直し
瓦,撤去
まずは瓦を剥がしていきます。落下防止に木材を這わせているのはまさに桟木と同じ要領ですね。棟から防水紙の葺き直しを行う場所まで広範囲に渡りますが、剥がしていきます。

瓦,外し
防水紙,瓦桟
瓦の剥がしを終わらせて清掃をします。破れている防水紙にはテープ等で補修の上、新しく防水紙を敷いていきます。
このように部分的な葺き直し工事も可能ですが、他の部分が雨漏りを起こしていないという事が前提なのはもちろん、次回別の場所からの雨漏りが起きた場合には、同じように再施工しなければならないという事は前もってご了承ください。

棟,取り直し,工事
棟,取り直し,工事
瓦は見て分かる通り下から上に重ねていきます。軒先から鼻桟・ヌキ・メンドの処理を行ってから軒・袖・平瓦と順々に設置していきますが、今回は部分的でしたので移動させたのは平瓦のみです。

瓦桟を取り付け瓦の復旧を行ってから棟の積み直しを行っていきます。
棟にスクリュー釘で銅線を巻き打ち付けます。この銅線にも鬼吊り・巴吊りと別々の役割があり、銅線での結び方も棟瓦の中で結ぶ中止めと、瓦の周りを止める大回し止め・トンボ止めと、止め方にも種類があります。
鬼瓦,銅線
鬼瓦
瓦屋根で特徴的な鬼瓦ですが、先ほどの下地積みの際の鬼吊りが使われます。鬼瓦の裏の竜頭という穴に銅線を通し固定し落下防止をします。
南蛮漆喰
棟,積み直し
まずは南蛮漆喰で土台を作りのし瓦をのせていきます。施工の段階で真っ黒な漆喰ですが、経年によって水分を含んでいくと白くなる特徴があります。

棟はのし瓦を互い違いに積んでいきます。1枚分から積み始めたら2段目は半分に割ったのしと、決して継ぎ目が同じ部分にならない構造となります。

水糸を張りズレが起きないように施工していくわけですが、積む段によっても水糸の張り幅というのは変わってきます。
針金,漆喰
のし瓦,棟,瓦,積み直し
段々と積みながらのし瓦同士を銅線で結んでいきます。こののし瓦、並行ではなく粘土によって少しずつ勾配が付いています。こうすることで雨水の流れを良くし、更に雨漏り防止に繋がります。

最後に丸瓦を乗せ銅線で止め終了です。丸瓦の上で銅線が丸まっている光景、良く目にすると思いますが、ビニール袋等の飛んできたものが引っかからないようにするためです。

美観を維持するための気遣いがうかがえますね。
漆喰,棟,取り直し工事
部分葺き直し工事と棟の取り直し工事完工です。

瓦はズレや漆喰のメンテナンスを怠らない限り、長期的に使える屋根材です。

築年数が経っているからと雨漏りは放置せず、まずは今後の方向性とお悩みの点をお気軽にご相談ください。


棟瓦取り直しに関連する新着ブログ

木更津市のS型瓦漆喰の剥がれと瓦ズレ棟取り直し工事で改善
木更津市にお住まいのお客様より以前外装工事を行った際に屋根を指摘されととの事で調査にお伺いいたしました。屋根材はS型瓦です。棟瓦にズレが起きています。ズレてしまった原因として棟瓦内部の漆喰の剥がれと瓦...続きを読む
棟瓦の漆喰が剥がれると瓦が落下する危険性があります|木更津市
木更津市のお客様より、「棟の漆喰が剥がれているようなので見に来てほしい」とのご相談があり、調査にお伺いしました。二階建ての屋根に上り、点検してみると漆喰がボロボロと剥がれ落ちてきていました。屋根の漆喰...続きを読む
袖ケ浦市の雨漏りラバーロックと漆喰が過剰で雨漏り
袖ケ浦市のお客様より天井に雨染みが出始め困っているとの事でお問い合わせいただき調査にお伺いいたしました。室内の状況から確認いたします。一定の位置に集中して雨染みが確認出来ます。屋根からの雨漏りである位...続きを読む
市原市の瓦屋根棟取り直しと屋根葺き直し工事のご提案
市原市にお住まいのお客様より瓦がズレてしまっているとの事でお問い合わせいただき調査にお伺いいたしました。ズレてしまっている瓦は、棟瓦の先端に付けられている鬼瓦です。現状のままではいずれ落下の危険性があ...続きを読む

棟瓦取り直しに関連する新着施工事例

木更津市|棟取り直しと漆喰詰め直し工事で雨漏りを改善!
木更津市|棟取り直しと漆喰詰め直し工事で雨漏りを改善!
施工内容
屋根補修工事,棟瓦取り直し,漆喰詰め直し,雨漏り修理
木更津市の雨漏り修理屋根葺き直しと棟取り直し工事
木更津市の雨漏り修理屋根葺き直しと棟取り直し工事
施工内容
棟瓦取り直し
築年数
築30年
使用材料
南蛮漆喰、パッキン付きビス



■お住まいの屋根工事ここがポイント

■点検・お見積り・ご相談無料!

ご不明点やご相談など屋根のことなら何でもお問い合わせください。


点検・お見積り・ご相談無料!お気軽にお問い合わせください!