千葉市若葉区|軽量瓦ルーガ雅で屋根葺き替え工事を行いました

施工内容屋根葺き替え、ハイブリッド瓦

築年数30年

施工期間7日

使用材料KMEW ルーガ(ROOGA)雅:モダンブラック

保証10年

更新日:2017年4月12日
before
屋根葺き替え工事,施工前
horizontal
after
ルーガ雅,完了
屋根点検
漆喰,剥がれ
千葉市若葉区の屋根の点検に入ります。築年数はだいぶ経過しているようで、瓦の全体的な色褪せが目立ちます。また、漆喰が少しずつ剥がれていて大屋根に漆喰が乗っている場面もありました。
このような状態ですと、いずれ内部の泥が露出し流れ、雨漏りや棟の崩壊を招いてしまいます。
瓦はとても頑丈で、長くお使いいただける屋根材にはなりますが、必ず漆喰や瓦の並びは定期的なメンテナンスを必要とします。
近年では耐震性の問題から軽量屋根が多く採用され、瓦とも疎遠になりつつありますが、やはり瓦の重厚感は和風建築にはピッタリ合うなと感じさせられますね。
下屋点検
棟並び
下屋の点検です。
大屋根と同じく瓦自体の色褪せでまばらになってしまっています。平瓦の並びに問題は無いように感じますが、棟はのし瓦にズレが起きていますので、大きな隙間が出来ているといった状態です。
漆喰,のし
漆喰剥がれ
のし瓦を止めている銅線にも緩みが生じているのか、ガタガタと出っ張っている部分があります。隅の漆喰は剥がれ欠損もしています。
このような壁との取り合いは特に注意しなければなりません。
のし瓦部分で隙間が出来てしまうと雨水が入り込み、室内へ雨漏りを起こす可能性が出てきてしまいます。
棟,並び
取り合い
今回は一部葺き直し工事のご依頼でしたが、全体的な経年劣化が非常に目立ちます。漆喰等は補修をすることで機能は保たれますが、瓦自体がぶつかった表紙に少しずつ欠けを見せ始めます。すると、今は大丈夫としても次第に浮きや捲れが起きやすくなり、メンテナンスの回数やコストがかかるようになってしまいます。
メンテナンス等をするのであれば、今の段階で屋根材から葺き替えた方が将来的なトータルコストは大幅に削減できます。
防水紙
経年劣化で気になるのは雨漏りです。雨漏りを起こす原因は瓦ではなく、実際は下地の防水紙(ルーフィング)です。防水紙はおよそ20年前後の寿命と言われていますが、破れてしまうとそのまま雨漏りを引き起こしてしまいます。
棟のズレ程度であれば、積み直しでも良いのですが、今回は将来的なメンテナンスを踏まえ、屋根葺き替え工事を提案させて頂きました。。
20~25年毎に防水紙の貼り直しは必要だと感じ、その際に野地板等の下地材の劣化状況を確認させて頂けます。
築年数が30年近い場合は下地の劣化によって耐震性を著しく低下させているケースもあります。

更に既存の瓦は大変重く、地震の際に不安がありますよね。瓦の雰囲気は残したい、でも屋根は軽くしたい…という方に!KMEWのルーガ雅での葺き替え工事をお勧め致します。施工から特徴までしっかりと紹介させて頂きます。

棟解体
養生
まずは既存の屋根を剥がしていきます。屋根材の撤去にも半日などでは終わりませんので雨天に注意しながら、必要とあればブルーシート等で雨水の侵入を防いでいきます。
屋根,撤去
瓦,撤去
瓦は金属屋根・スレート材とは違い、固定されている箇所は限られています。
その為、1枚は重いのですが取り外しには大変簡単に作業が行えます。落下・割れに注意しながら重ねてまとめて下ろしていきます。

桟木,撤去
防水紙
瓦屋根ならではの桟木です。この等間隔に取り付けられた木材に瓦を引っ掛けて屋根が成り立っています。この桟木、釘で止められている為、1本ずつ撤去していきますが、防水紙に釘穴が残っています。
この状態で雨が降ってしまうと雨水が染み込んでしまいますので、天候を確認しながら新規の防水紙施工まで作業を進めていきます。
野地板
野地板
桟木撤去後、清掃を行い下地の補強を行います。築30年前後の場合はまず、下地が傷み撓んでいる場合もあります。腐食している場合は張り替えが必要ですが、腐食等がない場合は合板での増し張り施工で補強を行います。
6㎜~12㎜の合板を使用し屋根下地の補強を行いますが注意点は一つ、重量です。合板を重ね張りを行っていますので屋根が重たくなります。そこに既存と同じ瓦を葺いてしまうと、合板分の負担がかかりますので、新規の屋根材と下組の耐久性を考慮する必要があることを頭に入れておきましょう。
野地板,増し張り
野地板増し張り完了
大屋根と下屋の野地板補強完了です。
この状態でも屋根に防水機能は備わっておりませんので防水紙の施工まで進めていきましょう。
KMEW,防水紙
防水紙
いよいよ防水紙(ルーフィング)での防水施工です。ルーガ雅・鉄平の場合、施工を保証するためにはKMEWの規定に則って使用材料も決まっていきます。防水紙はKMEWのゴム化改質アスファルトルーフィング、タフガードを使用します。改質アスファルトはタッカー穴を閉ざすような粘着力がある為、小さな穴からの漏水を防ぎます。
軒先から棟に向かって張り重ねていきます。
防水紙張付
桟木,樹脂
防水紙の施工が終わればひとまず雨漏りの心配は防げます。
続いて桟木の設置を行いますがここでもルーガ雅ならではの施工基準があります。広小舞・のぼり木・受け桟・棟桟・笠木で使用する下地は全てタフモックです。タフモックには裏側を見て分かる通り凹凸があり凹部分が水抜き穴になっています。樹脂製で腐りにくく、水通りをよくするお陰で下地の劣化防止に繋がります。
防水紙,桟木
タフモック
ルーガは形も施工方法も瓦に従い桟木を必要とします。工期は金属屋根材と比べて1.5倍程で考えています。
ルーガの寸法に合わせ600㎜以下の間隔ごとにしっかりと固定して下地組みを行っていきます。

タフモック
ルーガ雅
ちなみに、軒先面戸やケラバに板金を使う事が多いのですが、施工仕様はタフモックの3枚重ねです。ビスの固定等もこのタフモックが全て下地になります。

ようやく屋根葺き替え工事です。ルーガ雅を並べて葺く準備を行っていきます。
ルーガはセメント瓦ですが、樹脂膜で覆われた気泡を無数に含んでいて、通常の陶器平板瓦の約1/2以下の重量になっています。重量は変わりませんが、厚さは瓦と変わらず25㎜と瓦ならではの重厚感を表現しています。
瓦葺き替え
瓦,ビス
瓦の設置です。ルーガは全ヶ所釘止めです。瓦尻に2本・アンダーラップ1本から始まり、2段目から1本ずつ施工していきます。強風による瓦の飛散・ズレ・浮きを防ぎます。
また、瓦同士のジョイント部分で雨水の侵入を大幅に防ぎ、水切りから雨水を逃がす設計になっています。台風・地震・強風からの万一の事故から住宅をしっかりと守ってくれます。
ケラバ
ケラバ瓦
屋根材は軒から棟に向かって重ねていきます。釘が1本のみの場合、隣り合わせた瓦と接着剤で留めつけていきます。設計基準に達しない場合は施工の保証対象になりませんので、規定通りに施工を行っていきます。

ケラバの設置は屋根の形状に合わせ加工を行っていきますが、ルーガは繊維材料の粘りが衝撃や荷重を吸収する高い耐衝撃性を持ち、大人が木槌で叩いても割れません。仮に割ってしまっても破片の飛び散りを防ぎます。サンダーでカットしていきます。
ビス固定
軒先面戸
ケラバにも2本ビス打ち、長さにも規定がありますので、使い分けながら打ち込んでいきます。
軒先面戸、雀対策とも言われていますが板金での施工が多いのですが、タフモックでの施工は隙間なく埋まっている状態です。腐食も隙間もない為、雀が入り込んで巣をつくるような事態は起きません。

防水紙
漆喰
防水紙は板金までしっかりと立ち上げます。更に漆喰とのし瓦で施工は行いますが、雨水を最大限防ぐためには防水紙が必要不可欠です。立ち上げた後に捲れを起こさないようタッカーで留めていきます。

そしてのし瓦の取付ヶ所に合わせ水糸を張り、漆喰を詰めていきます。この段階で綺麗に施工する事で仕上がりがとても綺麗になります。
のし瓦
のし,漆喰
のし瓦は搬入時は2枚で1対になっています。半分で切り、1段ずつ固定していきます。のしは並びが綺麗でなくてはなりません。しっかりとズレの無いように叩きながらそろえていきます。
漆喰,シーリング
シーリング
更に経年によりズレが起きないようにシーリングで隙間を止めていきます。ここで新たに漆喰を詰め2段目を乗せます。
新築時には板金が無い為施工が簡単なのですが、改修の場合は現状に合わせて施工する必要があります。特に板金に下がりや歪みがありますので、瓦の並びを優先的に揃え板金との間を納めていきます。
棟
棟
棟設置も通常の瓦工事とは違います。通常は漆喰を詰めてのし瓦を積んでいきます。丸瓦を乗せて銅線で締めて棟の完成ですが、ルーガは軽量化を目指し乾式工法を採用しています。泥を使用せずに最低限の漆喰で仕上げることで、屋根の重量は30坪で約3000㎏の軽量化が図れています。

棟桟受け金具を設置後、タフモックを設置します。
棟板金
棟
ここに乾式棟シートを設置していきます。実際にシートの貼り付けのみで屋根を汚すこともありませんので、作業効率も向上します。ブチルテープの接着によって雨水の侵入を最大限に防ぐことが出来ますので、近年の屋根軽量化に伴い、多くの乾式棟シートの開発が進んでおります。
棟,釘
棟,釘
ここに棟を取付釘止めを行って棟の取付工事も完了です。漆喰の清掃等も必要ない為大変綺麗に仕上がりました。また埃等の飛散も無い為、近隣へのトラブルも少なく済みますね。


ルーガ雅
KMEWの樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦
ルーガ雅のモダンブラックで屋根葺き替え工事完了しました。
瓦の風合いにも関わらず、軽量且つ耐久性に優れている為、長期にわたって住宅を守ってくれることでしょう。
ルーガ雅,瓦
1枚1枚独自の専用塗装によって色合いが違い、立体感と色彩を魅せてくれます。また、セメント瓦というと再塗装が必要ですが、無機系塗膜「グラッサコート」によって紫外線による色褪せを防ぎ汚れの付着もしにくくなっています。


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施工内容
屋根葺き替え,ハイブリッド瓦
築年数
30年
使用材料
KMEW ルーガ(ROOGA)雅:モダンブラック
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市原市の棟板金交換タフモック使用
施工内容
屋根補修工事
使用材料
ガルバリウム鋼鈑棟板金,タフモック



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