台風対策、雨漏りなどは街の屋根やさんへ

酸性雨の屋根やお家への影響って深刻?

更新日:2017年10月2日
一時期、大きな社会問題として取り上げられて酸性雨。文化財が傷んでしまったり、銅像などが溶けてしまったりといろいろと問題になりましたが、最近はあまり話題に上りません。しかし、そういったことがあったのは事実で、「酸性雨ってお家に悪い影響を与えないのかしら」、「金属屋根材は酸性雨に耐えられるのかしら」と心配になることも多いでしょう。
大気汚染の元凶、車と渋滞
人間が生活していく以上、必ず二酸化炭素が発生します。酸性雨の原因は二酸化炭素ではなく、二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)が起源とされています。つまり、工場や車の排気ガスなどが原因なのです。

ある大手の機械製造メーカーは言います。「日本の製造業が海外に移ってしまったので日本に酸性雨問題はなくなった。しかも、海外工場は最新の設備だから環境負荷もほとんどない」と。さらには「日本で酸性雨が降るのは越境公害。風で海外からの汚染物質が運ばれてくる」と。おっしゃられていることは間違いないのですが、それが全て真実かというとそうではありません。実は酸性雨は人間が排出している二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)よりも、自然の火山活動などの方が大きく影響しているのです。事実、2003~2005年に北マリアナ諸島アナタハン火山の活動が活発化した時は酸性雨の濃度も高くなりました。
荒波
強風時は沿岸から40~50km離れてたところまで海水が運ばれる
錆びた工場
両脇を海で囲まれた狭い半島では塩害を受けやすい
火山活動の有無に関わらず、濃度が低いとはいえ、酸性雨が降っていることは事実です。その影響がお家に深刻かというと何とも言えないところです。それよりも塩害の方が深刻かもしれません。台風時などの強風時は沿岸から40~50km離れてたところまで海水を運びます。また、比較的温暖な房総でも冬の山道では凍結防止のため、塩化カルシウムが撒かれます。金属製の雨樋に錆が出ると安易に「酸性雨の影響」などという方もいますが、こういったことを考えたら、それも怪しいのではないでしょうか。

お家などの建物は過酷な自然環境から人間も守るために進化してきました。リフォームなど建築に携わる方はその分野に詳しいのはもちろんのこと、建築が成立した背景である自然にも詳しくないと本当の専門家とは言えないでしょう。



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