水性・油性(溶剤)、屋根塗装に適している塗料はどっち
更新日 : 2021年05月13日
更新日 : 2021年05月13日
・塗る部分と塗料をくっつける接着剤「シーラー」
下塗りに使用される塗料がシーラーです。屋根や外壁と塗料をしっかりと密着させる接着剤のようなものになります。最近では機能性塗料のほとんどが専用の下塗り材を使うよう指定されています。溶剤タイプと水性タイプの2種類があり、街の屋根やさんではそれぞれの特徴によって使い分けています。
→溶剤タイプ(油性・シンナー系)
浸透性が高く傷みがある場合に使用します。塗装後約60分で乾燥し、水洗いで次の工程に入ることができます。ただし有機溶剤特有の臭いを発します。まや現在塗装されている塗料の種類によっては使用できないものもあります。
→水性タイプ
溶剤タイプい比べ、塗装時か乾燥中のにおいが少なく環境に対する負荷が少ないです。溶剤に比べて乾燥まで約4時間程度かかります。下地の劣化が激しい場合は使用できません。
シーラー同様、同じ下塗り材です。わずかに弾性があります。屋根、外壁の細やかなひび割れや小さな穴を1回塗るだけでカバーできる優れた塗料です。
シーラーとの違いは微弾性フィラーにはシーラーのような浸透して弱い下地を固める性質がない点です。塗装面が弱くなっていればその部分を剥がすなどしてからシーラーを塗り、その上に微弾性フィラーを塗ることになります。塗装する部分の状況によってシーラーだけで済む場合もあれば微弾性フィラーを重ね塗りする場合もあります。
・アクリル樹脂塗料
無色透明で高温における変色に強いです。光沢保持性があり電気絶縁性という特長を持ちます。耐久年数が短いためか屋根外壁塗装の為の塗料としてはあまり使用されていません。耐久年数が短いため定期的に点検と塗装が必要となります。短いスパンで塗り替えてお住まいのイメージチェンジを楽しみたいと言った方には向いているのではないでしょうか。
・ウレタン樹脂塗料
もっとも一般的な塗料で耐摩耗性、たわみ性がよく床材などにも使用されており耐候性や耐水性、耐油性に優れています。鋼材やアルミ、モルタル、コンクリートにも塗装可能で木部との相性が非常に良いです。
・シリコン樹脂塗料
塗装膜の表面がガラス質になるため光沢があり、塗装表面が硬いのが特徴になります。塗装膜の膨れや剥がれが少なく建物の内部結露を防止する効果もあります。防水性、防汚性が高く耐久性も十分です。また品質に対して価格がお手軽でコストパフォーマンスが高いためおすすめの塗料です。
・フッ素樹脂塗料
もともとは一般住宅向けではなくビルやマンションなどの長期間塗り替えをしないことを前提にし建物で使用する塗料です。光沢感があり汚れにくく耐候性、耐久性を両立させていることが特徴です。
塗料を水に溶かすものを水性タイプ、シンナーを混ぜて溶かすものを溶剤タイプといいます。水性タイプと溶剤タイプどちらも耐久性はほぼ同じで、溶剤はシンナーを使用するため環境面から問題視する声も上がっています。
・1液タイプと2液タイプ
1液対応はそのまま使用できる塗料です。2液タイプは硬化剤を混ぜて使用する塗料です。1液タイプは扱いやすく、余ってしまっても廃棄せず保管できます。2液タイプは余ってしまった分について破棄することしかできません。
一般的には2液タイプの方が性能が高いと言われていますが近年では1液タイプでも2液タイプに匹敵する性能を持つ商品が開発されています。
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