日本に粘土瓦の屋根が多い理由

更新日:2016年9月7日
屋根にさまざまな建材が使われるようになって以来、窯元と言われるの生産者は大分少なくなりましたが、それでも瓦を造り続けているところはあります。三州瓦、淡路瓦、石州瓦が有名なことからイメージ的には全国で十数社程度くらいかなと考えてしまいがちですが、実は瓦を生産している地方は驚くほど多いのです。多くの地方で地元と密着し、地場産業としてお住まいと人の生活を支えています。
在来工法のお住まいの瓦
在来工法のお住まいの瓦
なまこ壁
時には外壁材として使われることも
例えば粘土瓦の産地だけでいえば、その産地は現在でも46あります。産地になっていない都道府県は北海道、青森県、山形県、千葉県、東京都、山梨県、鳥取県と7つしかないのです。また粘土瓦の産地では窯元や生産メーカーが存在し、その地方に瓦を供給しています。
イスラム寺院
マレーシアのジョホールバルのイスラム寺院 青い屋根は輸出された三州瓦が葺かれている
石見銀山
石州瓦は赤い色が特徴
こうして見てみると本当に瓦って身近な存在なんですね。日本の全国各地に瓦の生産に向いた土(粘土)があったことも、これほどまでに瓦が普及した原因なのでしょう。粘土瓦といっても地域それぞれで土の質が違ったり、焼成温度が違うため、その性質も微妙に異なります。海の近くでは塩害に強い、豪雪地帯では凍害を防ぐために給水率が低いといった特徴があります。それぞれの地域の気候、風土に合わせて造られているのです。



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