屋根瓦のずれる原因は?|木更津市

更新日:2017年5月10日
連休中はお住まいのお掃除やお庭の御手入れをする方が多いのか、連休が終わった後に多くなるご相談が屋根に関するものです。スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根や金属屋根の場合、「屋根に苔みたいなものがたくさん生えてた」、「白錆みたいなものが浮いてるように見える」など比較的、分かりやすいものが多いのですが、瓦屋根の屋根の場合、「正常のような気もするが歪んで見えるような気もする」、「側面の部分が微妙にずれているような気もするが許容範囲なのかもしれない」というお問い合わせが多くなります。
住宅街
実際に点検に訪れてみると、問題ない場合もあれば、やはりずれていたということもあります。そもそも屋根瓦はなぜずれてしまうのでしょうか。問題は屋根の劣化や老朽化というよりも環境の変化にあるようです。
強風でずれた瓦
強風でずれた瓦
ずれた瓦のアップ
ずれた瓦のアップ
新しい住宅地で多いのが「これまで周りは空き地だったけど、数年前に両隣に家が建ってから、屋根から音がするようになった」というものです。本来であれば、両隣に家が建てばそれだけ風当たりも弱まり、風害も起こりにくくなるのですが、実はマイナスにはたらくケースもあります。空き地にお住まいが1棟だけ建っていると風はまともに当たりますが、台風でもない限り、被害を受けることはあまりありません。ところが隣にお住まいが建つと、風はそちらにも当たるようになります。これが悪影響を及ぼすのです。
ケラバの袖瓦のずれ
ケラバの袖瓦のずれ
割れた窯変瓦
割れた窯変瓦
お隣の建物との間には当然、隙間という空間があります。風が吹けば、この空間にも吹き抜けます。この時、風はどうなるでしょうか。この空間の形というか、建物の建ち方にもよるのですが、下手をするとこの空間に吹き込んだ風は通り抜ける際に圧縮されます。圧縮された分だけ、空気密度も高まりますから、仮に同じ風速であったとしても風の力は強まります。結果、1軒だけでは風の影響受けなかった瓦も空気の圧縮により、風の力が強まり、動いてしまうことになるのです。
建物の建ち方によってはもっととんでもないことも起こります。風の入り口が狭く、出口が広い場合は空気の密度が低くなりますから、この場合も瓦が悪影響を受けます。1階が広く、2階の狭い下屋(一階部分の屋根)がある形状のお住まいの場合、一階部分を通り抜ける風と2階部分を通り抜ける風の流速が違い、そこで気圧差が発生しますから、かなり複雑な風の流れになります。こうなるとずれるだけでなく、強風の場合は瓦が飛散することもあります。2~3階建しかない地域であっても、都市部のビル風のような現象が起こるのです。



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