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ガルバリウム鋼板が錆に強い理由

更新日:2016年4月7日
耐震性を考えての屋根葺き替えやスレート(コロニアル・カラーベスト)の屋根カバー工法に用いられるガルバリウム鋼板の屋根材。軽い上に耐候性も高く、錆にも強いのが特徴です。それでは何故、ガルバリウムは錆に強いのでしょうか。今回はその謎に迫ってみたいと思います。
ガルバリウムの屋根材で屋根葺き替え
ガルバリウムの屋根材で屋根葺き替え
こちらは屋根カバー工法を施工中
こちらは屋根カバー工法を施工中
ガルバリウム鋼板は鉄板にアルミニウム・亜鉛合金をめっきしたものです。このめっきによって鉄を錆から守っているわけですが、ガルバリウム鋼板は従来の亜鉛めっき鋼板と大きく違います。亜鉛めっき鋼板はいわゆるトタンと呼ばれているもので、めっきの成分はほぼ亜鉛です。ガルバリウム鋼板のめっきには、アルミニウム(Al)55%、亜鉛43.4%、珪素 (Si) 1.6%の合金が使われます。アルミニウムはめっき表面を酸化させ、薄い膜を作り上げます。アルミニウムの酸化によってできた膜は非常に安定した物質で、ある程度まで酸化してしまうとそれ以上に酸化しません。酸化イコール錆なのですが、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板はこの表面の錆が蓋となり、錆を進行させないのです(不動態皮膜というそうです)。ステンレスが錆びないのもこの酸化膜のおかげです。ガルバリウム鋼板はトタンに較べて3~6倍の耐久性があると言われています。
トタン屋根
大きなトタン屋根 錆が目立つ
トタンの塀
トタンも表面に酸化膜をつくるがガルバリウムほど強固ではないので耐用年数は短くなる
ガルバリウム鋼板はアルミの酸化膜だけでなく、亜鉛の腐食生成物によっても錆を防ぎます。また、鉄よりも亜鉛の方が先に溶け出す(成分が失われて酸化する)傾向があるため、それによっても錆を防ぎます(こちらはトタンの方が高性能)。

錆とは関係ない話ですが、ガルバリウム鋼板はめっき合金の独特の光沢があるため、熱反射性能が70~75%と高いのも特徴です(未塗装の場合)。トタンは30~40%程度ですから、実は遮熱性能も高いのです。ただし、断熱性は低いのでその効果を感じることは難しいでしょう。



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