屋上防水工事には様々な種類があり、その一つがシート防水です。塩ビ(塩化ビニール)樹脂や加硫ゴムを材料としたシートを貼る防水工法で、陸屋根やバルコニー以外に屋外にある回廊や外階段などにも施工されています。
他の防水工事の工法と比べて10年~20年ほどの耐久性があることや、高い防水性能があることから通常の雨を防ぐだけでなく、屋上緑化や屋上プールなどにも採用されています。
約1~2.5mm程度の厚さのシートを1枚で防水層を作ることができるので、施工が早くコストパフォーマンスが高いといった特徴があります。また、シート自体が工場で生産されて検査も通過した製品ですので、ウレタン防水のように職人の腕に仕上がりが左右されることもなく安定した防水性能が期待できます。