お庭やお家のことを気にかけている方なら「何とかして屋根の上を見たい」ということもあると思います。そして、1階部分の屋根でもその上にのぼるのは危険だということを皆様、ご存知でしょう。実は屋根の上にのぼらず、確認する方法もあるにはあります。
一番、スタンダードなパターンです。ご自宅のすぐ近くに見下ろせるような建物や施設があれば、何の苦労もせずに屋根の状況を確認することができます。陸橋があったり、道路があったりするのなら、屋根の確認には困らないわけです。詳細までは分からないという方はオペラグラスなどを使えば、細かい部分も見えるでしょう。変な誤解を受けるかもしれませんが。
ただ、この方法は立地に頼る部分が大きいため、実行不可能という方も多いと思います。
高所カメラは文字通り、高い所を撮影するためのものです。簡単に言えば、スマートフォンの自撮り棒を長くしたようなものですが、倒れないように三脚がついています。お値段は数万円から数十万円とさまざまで、高い所を取れるものほど高くなります。一般の方が持っていても、その他の利用方法がないために勿体ないものとなってしまうでしょう。
数年前から低価格化し、ホビーとしても身近なものになったドローン。スマホで操作できるものもあり、リアルタイムで画像を送ってくるものもあります。屋根の上を撮影するのにも便利そうですが、人口密集地では許可なく飛行させることはできません。また、建物などから30m以上の上空を飛行させないといけないという決まりもあります。近隣に空港がある場合も飛行禁止です。ちなみに千葉県の東京湾側は羽田空港、成田には新東京国際空港があるため、飛ばせるエリアが限られています。これらの禁止地域で飛行させる場合は地方航空局長に申請をし、承認や許可を得ないとなりません。飛ばせるエリアは国土地理院の地図で確認することができるのですが、こちらを見ると飛ばせるところがかなり少ないことが分かります。
ドローンが落下してしまいますと、建物や人に被害が及びますから、こちらも危険です。屋根の様子を知りたいという方は街の屋根やさんの無料点検をご利用ください。しっかりと屋根を撮影した画像をお見せし、状況をご説明いたします。