瓦屋根のラバーロック工法のメリット・デメリット|君津市

更新日:2017年4月11日
君津市や木更津市でちょっと古い瓦屋根のお住まいを見ると、ラバーロック工法で改修されていることがあります。このラバーロック工法、瓦の落下を防ぐために瓦同士をコーキング材などで接着してしまうという施工方法です。地震や強風の時でも瓦が屋根から落下しなくなるというのがメリットです。木更津市や古い住宅地ではその町内でラバーロック工法を必ず何軒かはほどを見かけますから、一時は相当流行したのでしょう。
瓦屋根 ラバーロック工法
瓦の縁の白くなっている部分がコーキング材
セメント瓦屋根のラバーロック工法
セメント瓦屋根のラバーロック工法
子供の頃にもこのようなラバーロック工法された瓦屋根を見たことがありますから、恐らく数十年前からある工法なのでしょう。確か、その頃の記憶では瓦の端がとても汚れているというイメージしかありませんでした。そして、現在でもラバーロック工法を薦めてくる訪問業者があるくらいです。このラバーロック工法、はっきり言ってデメリットばかりで、お勧めできる工事ではありません。
縁の部分にコーキング
縁の部分だけにコーキングするのが普通。瓦の四方全てをコーキングしてしまう業者もいる
ラバーロックを元に戻す
ラバーロックにされた屋根に雪止めを設置したので、元に戻しているところ
一応、メリットとしては全ての瓦をコーキング材で繋いでしまうので、地震時や強風時に落下しにくくなります。これだけです。それに対し、デメリットは多数あります。まず、年数が経過するとコーキングが汚れてきて非常に目立つようになるということ。次に価格があまりにも高すぎるということ。材料はコーキング材のみで、1日もかけず終わる作業なのに200万円とか言われます。訪問業者に言われるままに「今日、契約すれば100万円の半額」になりますが全くお得ではありません。適正な価格は屋根の広さにもよりますが、20~30万円前後です。そして、お住まい自体が地震などの揺れの際に瓦の固定に耐えられるか分からないということ。瓦屋根のお住まいはその重さを考慮して丈夫に作られていますが、固定を前提としていない造りのために揺れたときにどうなるか分かりません。建築基準法が改正された1981年以前に建てられたお住まいでは本当にどうなるか分かりません。また、瓦屋根のちょっとした補修の際にもいちいちコーキングを除去して外さなければなりません。これが屋根葺き替えで全てを外すとなると非常に手間になります。まともな業者なら、薦めることのない屋根の改修方法です。



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